ギターのチューニング方法を紹介します。
狂った音での練習は、絶対ダメ。
音感が上がらないだけならまだいいのですが、音感が下がってしまう恐れがあります。
チューニングの方法!
1.チューナーを使う
一般的な方法です。
シールドで直接音を拾う、もしくは空気や楽器の振動から音を拾ってチューニングします。
私が家で使っているチューナーは「KORG」のクリップチューナー。間違いないです。家での練習には速度・性能の面で、「クリップ・チューナー」がおすすめ。
チューナーを使ったチューニング方法は、以下の記事と動画を参考にしてください。
「ギターのチューニング方法」(サウンドハウス)
家以外でチューニングするとき。つまり、練習やライブの時は、シールドにつなげるタイプのチューナーを使うことも多いです。
「空気振動」でチューニングするタイプのチューナーだと、周りがうるさい場合、その音を拾ってしまいチューニングができないことがあります。バンド練習やライブの際は、シールドを通したチューニングがおすすめ。
また、クリップ式チューナーは楽器自体の振動を拾うため、周りがうるさくてもだいたいチューニングできるのですが・・ライブの場合、見た目の問題があります。
気になる場合、いちいち付けたり外したりは面倒なので、ペダルチューナーを使うことになります(もしくは、エフェクターについてるチューニング機能)。
ペダルチューナー↓
付け替えの手間が苦じゃなければ、クリップの方が便利です。持ち運びも楽ですし。
2.音叉やピアノ、スマホを使う
古き良き方法です。歴史の長さを考えると、一般的と言えなくも無いチューニング方法でしょうか。
自分の耳でチューニング。1度は経験してみてもいいかと思います。
私の場合、「たまたまギターがあったとき」に、この方法でチューニングします。
出先でたまたまギターがあったとき、「ドヤ顔でギターを弾き倒す」なんて恥ずかしいことはしませんが、周りに「なんか弾いてや」と言われれば、弾かないと収まらない空気になるでしょう。
音叉がなくても、音程が正しい楽器(キーボードなど)があればチューニングできますし、無くても、最近はスマホという便利なモノがあるので、アプリから音を出して、耳でチューニングできます。(スマホ側で音を拾うのは空気振動なので、信用していません。笑)
チューニングの手順は
①ピアノや音叉で基準となる音を合わせる。今回は5弦の「A」。
②5弦の5フレット「D」を押さえて、4弦の開放弦「D」をチューニングする。
③それを繰り返す。(3弦と2弦はずれているので注意)
④最後にもう一度、基準の音を鳴らして全体を再確認。終わり。
チューニングの種類!
主なチューニングの種類。
ピッチはA=440Hzが戦後日本の標準。狭い場所では低め、広い空間だと高めの設定にすることも少なくありません。耳コピする際は、原曲のピッチに合わせてみてください。
1.レギュラー・チューニング!
基本のチューニングです。「EADGBE」
覚え方は「ミラレソシミ」。音の並びの理由はこちら。
1弦 = E
2弦 = B
3弦 = G
4弦 = D
5弦 = A
6弦 = E
2.半音下げチューニング!
レギュラーチューニングの1~6弦全て半音ずつ下げたチューニングです。「E♭A♭D♭G♭B♭E♭」
例えば、BUMP OF CHICKENの曲は、ほぼ半音下げチューニングです。
1弦 = E♭
2弦 = B♭
3弦 = G♭
4弦 = D♭
5弦 = A♭
6弦 = E♭
自分でレギュラーか半音下げか判断するのは簡単。
「半音の方が弾きやすい!」と思ったら、半音下げにすれば良いのです。
たとえば、チャットモンチーの『世界が終わる夜に』はKeyG♭でした。私なら、半音下げて弾くと思います。半音下げると、指板の見かけ上はKeyGで演奏できます。
コードG♭とG。
スケール音「G♭A♭B♭BD♭E♭F」と「GABCDEF#」
指板で把握するならKeyGの方が簡単です。
3.ドロップチューニング!
音をドロップさせるチューニング。つまり1~6弦の内、どれかの音を下げるチューニングです。
チューニングの方法ですが、例えば「ドロップD」の場合、6弦を「D」にチューニングします。
メタル系の音楽をやる人は、よく使うのではないでしょうか。低い音の音域を広げる意味もありますが、パワーコードが弾きやすいというのも理由の一つ。
レギュラーチューニングのパワーコード、G(1度)とD(5度)の比較。
レギュラーチューニング↓
ドロップDにすると↓
こういうことです。「ライブで激しく動き回る」「低音が欲しい」ならドロップチューニングは便利です。
以上です。
ありがとうございました。
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