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タブ譜(TAB譜)の読み方! スコア記載のギターテクニック

タブ譜(TAB譜)の読み方について説明します。
タブ譜によって表記方法が若干異なりますが、気にせずいきましょう。

タブ譜とは?

タブラチュア (Tablature) は、記譜法の一種で、楽器固有の奏法を文字や数字で表示するものである。また、タブラチュア譜(TAB譜、タブ譜、奏法譜)は、それらを記載した楽譜である。

タブラチュア – Wikipediaより

直感的に押さえる位置がわかるタブ譜は、特にギター初心者にとってありがたい楽譜です。

「押さえる位置」は、めちゃくちゃわかりやすいのですが、五線譜と比べて音程が見えにくいというデメリットも。慣れてきたら、五線譜も同時に見てください。

タブ譜の読み方!

タブ譜が下五線譜が上のセットになっていることが多いです。「どの指で押さえるか」などは書かれていませんが、そこは逆に「自由に押さえて良いんだ!」と前向きに捉えてください。

単音

左がタブ譜で、右が実際に押さえるギター指板。5弦の3フレットを押さえて鳴らす、見たまんまです。

開放弦

次は開放弦。タブ譜(下)+五線譜(上)バージョンです。

0は0フレット、つまり開放弦を(どのフレットも押さえずに)弾きます。

複数の音

音符が縦に重なっている場合は、同時に鳴らします。五線譜と同じです。

5弦3フレット、4弦2フレット、3弦0フレット、2弦1フレット、1弦0フレットを押さえて鳴らす。6弦は鳴らしません。

単音弾き

「ドレミファ ソラシド ドレミファ ソラシド」
ご覧の通り、上の五線譜だと音程を理解しやすいのですが、下のタブ譜だと音程がわかりにくい。

ちなみに、下のタブ譜で音程を理解できるようになっても、特にメリットはありません。音程は五線譜で、押さえる位置やギター特有の奏法はタブ譜で確認するくらいが、ちょうどいいバランスです。

リズムに関しては、五線譜、タブ譜ともに細かい表現が苦手、というか表現できないので、最後は耳で確認してください。

コード弾き

開放弦(0フレット)が入っていないのに、5音、6音が縦に並んでいる場合、まずバレーコードをうたがってください。↑なら、Fがバレーコードです。

押さえ方は1つではありません。自分で押さえやすそうなフォームを探してみてください。「譜面通りきれいに鳴る」「前後の流れで考えても無理のない押さえ方」であれば、正解です。

アルペジオ(コードを押さえながら1音ずつ)

コードを押さえた状態で、弦を一本ずつ弾くアルペジオ。タブ譜には「ここはコードフォームを押さえたまま弾いてください」などと書かれていません。

「フレットが近いし、指でいっぺんに押さえた方が弾きやすそう」という予想から入ります。「C」のようにコード記号が表記されている場合は、それを参考にしてください。

テクニック・その他表記!

ダウン / アップ・ピッキング

上から下(6弦から1弦方向)に向かって弾く「ダウン・ピッキング」と、下から上(1弦から6弦方向)に向かって弾く「アップ・ピッキング」。ダウンとアップの組み合わせで、さまざまなリズムを表現できます。

ブラッシング

弦に触れて音をミュートし、ピッキングする奏法。

スライド

押弦しながら指をスライドさせ、音程を滑らかに変化させる奏法。

また、始点や終点を特に指定しないスライド(グリス、グリッサンド)もあります。

ハンマリング・オン

ハンマリングの「H」。弦をピッキングした後、(同一弦上で)現在押さえているフレットより高いフレットを押さえて、高い音程を出す奏法。

プリング・オフ

プリング・オフの「P」。弦をピッキングした後、押さえていた指を離し、(同一弦上で)現在押さえているフレットより低い音程を出します。指を離すとき、若干引っかけるようにすると、しっかりとした音が出ます。

トリル

トリルの「tr」。ハンマリング・オンとプリング・オフを連続的に繰り返す奏法。書かれている数字(フレット数)をオン/オフします。↑の画像なら、3弦5フレットを人差し指で押さえ、3弦7フレットを薬指あたりでピロピロ(オン/オフ)。

タッピング

タッピングの「T」。右手(ピックを持つ方)の指を使って、ハンマリング・オン / プリング・オフを行う奏法。表記されていなくても、明らかに左手だけじゃ押弦できない場合、右手を使ってください。

チョーキング

ピッキング後、押弦したまま弦を押し上げて(低音弦側なら引っ掛けて)、高い音程を出します。チョーキングの「C」とだけ書かれている場合、基本的には全音(2フレット分)音程を変化させます(ド→レ、ソ→ラなど)。

チョークダウン】

チョークダウンは「D」と表記されていることも多く、チョーキングした状態(チョークアップ)から、弦を元に戻す奏法。音程も戻ります。(はじめからチョークアップした状態で)チョークダウンから始まるフレーズなど、面白い使い方も。

【半音チョーキング(ハーフ・チョーキング)】

半音チョーキングは、半音だけ音程を上げます。「H.C」と表記されることが多いです。

【クウォーター・チョーキング】

クウォーター・チョーキングは、1/4音程度(半音の半分くらい)音程を上げます。「Q.C」と表記されることが多いです。

あえて表記する場合、ブルージーな音程を表現したいことがほとんどでしょうから、厳密に1/4音を鳴らすのではなく、原曲の音程に合わせるか、自身の気持ち良いと感じる音程で弾いてください。

ビブラート

押弦している指を動かして、音程を変化させる奏法。チョーキングのように縦に揺らしたり、バイオリン演奏などでよく見る横(弦に対して平行)に揺らす方法が一般的。

ハーモニクス

左手(ネックを握る方)の指で弦に軽く触れ、ピッキングと同時に離すことで、意図的に倍音を鳴らす奏法。ナチュラル・ハーモニクス

その他、ピッキングとほぼ同時に(ピックを握っている方の)親指で一瞬弦に触れ、ハーモニクスを鳴らすピッキング・ハーモニクス

タッピングでハーモニクスを鳴らしたり、右手の指二本だけ倍音を鳴らすなど、いくつか鳴らし方があります。

ブリッジ・ミュート

ブリッジ・ミュート(パーム・ミュート)は、右手(小指側の側面)で弦に軽く触れながらピッキングし、締まりのある音を出す奏法。単に「×」で表記されることもあります。

その他

アームを使用して音程を変化させるアーミング「arm.」。

弦にピックをこすりつけて音を出す「pick scratch」。低音弦(巻き弦)と高音弦(プレーン弦)で音が変わります。

缶・瓶・スライドバーなどを使用して、滑らかに音程を変化させるボトルネック(スライド)奏法「bottle neck」など。

特殊な奏法は、文字で書かれていることが多いです。

タブ譜でもわからないこと

押さえ方

最初に苦労するのは、押さえ方だと思います。

「この音はどの指で押さえるのがベストなのか?」を丁寧に書いているタブ譜はほぼありません。「これだとスムーズかな」と一つ一つ予想し、試行錯誤してみてください。ガチガチのクラシックでもない限り、「弾きやすい押さえ方」が正解です。

定番の押さえ方は↓を参考にしてください。

アルペジオ

次にアルペジオ。タブ譜では1音ずつ書かれているのに、原曲で(先に弾いた)音が消えずに鳴り続けている場合、「コードを押さえたままアルペジオを弾いている」などと予想してみてください。

「1音進むごとに、弦も移動している」など、タブ譜の並びから判断するのもアリです。

カッティング

コードカッティングはわかりやすいですが、単音カッティングは少し難しいかもしれません。単音なのに、ものすごいキレのある音が聴こえる場合、他の音(近くの弦)をミュートした状態で、単音カッティングしている可能性大。

エフェクト

ワウやトレモロなど、わかりやすいエフェクトは表記されていることもありますが、ディレイやコンプレッサーなど、わかりにくいエフェクトは表記されないことが多いです。耳で聴いて音を作るしかありません。

最後に

よくわからなくなったら、まず五線譜を見てください。ギターっぽいテクニックに関しては、原曲を聴いて真似します。

音を聴いても何をやっているかわからない場合、「ギター テクニック 一覧」で検索をかけてください。いずれ習得するテクニックだと思って、一気に覚えてしまうのもアリです。

以上です。
ありがとうございました。

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