「コードの耳コピなんか無理!」
と感じている方。まずは自分の楽器で弾いた音を、耳コピしてみましょう。
2音からはじめて、3音、4音。倍音と歪み。コード進行から聴き取る方法、ちょとしたコツも紹介します。
はじめに。
完全に自己流なので、「あれれ~おかしいぞ~」と思った方は、参考にしないでください。変なクセがつきます。
コードの耳コピ方法!
コードの耳コピですが、ここでは「単音の耳コピはできる(何の音程かわかる)」「ダイアトニック・コードは(何となく)理解している」という前提で進めます。
「ちょっと怪しいかな・・」と言う方は以下の記事を。
メロディやベース音からコードを推測する方法は、耳コピとは若干異なるので以下の記事をご覧ください。
曲の耳コピからはじめない
「はじめてのコード耳コピは、大好きなパンク・ロックから!」というのは、順序としておかしいです。レベル5で、レベル30のボスに挑戦するようなもの。
特にエレキギターの場合、音を”歪ませている”曲からはじめると、難易度はハードモードに。
まずは、自分のギター(楽器)を使って、クリーン・トーン(歪ませない音)のコピーからはじめます。
コードの耳コピで大切な能力
「コードの耳コピで大切なものは何か」を考えた結果、”2つの能力”が浮かびました。
まず一つ目が
和音の響きを感じ取る能力
そして二つ目が
コード進行の流れを聴く能力
です。
後で詳しく説明、練習していきます。
コードの耳コピができない理由
コードの耳コピが難しいのは、いろんな要素が絡んでいるため。
当然ですが、複数の音が同時に鳴っています。そして、エレキギターなら歪みも厄介なポイント。また、簡単そうに思える曲でも、”オシャレなコード”を使っている曲が少なくありません。
コードの耳コピが比較的簡単なのは、アコギ1本、ピアノ1台で弾き語りしている曲。楽器の多い曲を選ぶと、最初から背伸びすることになります。
コードの耳コピ練習!(1)「和音の響き」
1つ目の能力。「和音の響きを感じ取る」から身につけてきましょう。
○楽器とハモる
一つ目のコツは「楽器とハモる」です。
過去何度か、なりゆきで合唱コンクールに参加させられたことがあるのですが、「ハモる」という練習はコードの耳コピにピッタリだと感じています。
今回は”ハモリ”を、一人で行います。
方法は「一音を歌い、残りを楽器で弾く」という単純なもの。
例
①「ド」を歌いながら、楽器で「ソ」を鳴らす。
②楽器で「ソ」を鳴らしたまま、「ミ」を歌う。
③「ソ」を歌いながら、「ド」と「ミ」を楽器で鳴らす。
④「ド」を歌いながら、「ミ」と「ソ」を頭の中で鳴らす。
⑤脳内で「ド」「ミ」「ソ」を同時に鳴らす。
目標は「1音を歌ったとき、他の音(コード・トーン)を頭の中で鳴らせる」状態。この練習を何回か行えば「ド・ミ・ソ」のコードが脳内で響くようになると思います。
いきなり「コードの塊」を耳コピするのではなく、「異なる音程の響き」「コードの中身」から攻略していきましょう。
【2音の響き】
「コードの耳コピ」というからには、2音がコピーできないと話になりません。
メジャー・トライアドの2音
今度は、ギター(その他楽器)で練習してみましょう。チューニングを完璧に合わせてください。※「A=440Hz」、平均律で構いません。実際に耳コピするときは、原曲のピッチに合わせてください。
まずはメジャー・トライアドから。
リラックスしてください。KeyはCにします。
コードは「C」(Ⅰコード)でいきましょう。
メジャー・トライアドの構成音は
「R, M3, P5」
=ルート, 長3度, 完全5度
=ド・ミ・ソ
※KeyCの指板上の音↓
「ド」と「ソ」の2音から。
3弦5フレットの「ド」と、1弦3フレットの「ソ」の2音の響きを聴いてください。
※譜面は目安です。好きにアレンジしてください。
①2音を同時に鳴らして、音が消えるまで聴きます。
②もう一度2音を鳴らし、「ソ」の音は伸ばしたまま、「ド」だけを一定のリズムで弾きます。「ソ」の音が消えたら、もう一度鳴らしてください。
「ドとソの2音が響いている状態で、ドに注目する」練習。「ド」を歌っても構いません。
「ドだけを聴く」のではなく「2音が響いていることを意識しながらも、より強くドを意識する」・・感覚です。
③同じ要領で、次は2音が響いている状態でソに注目します。同じく「ソ」の音程を歌いながら。
④もう一度、ドとソを同時に鳴らして「(どちらの音にも注目せず)2音の響き方」を確認。
2音が溶け合っています。言葉だと難しいですが、揺れ(うなり?)が少なくてきれい。ただ、ドとソが1オクターブ以上開くと、少しだけ違和感。和声でいう開離的な配置。こうなると、2音の響きを”分けて”聴き取る方が、耳コピしやすいでしょう。
つづいて、「ド」と「ミ」の2音。
低音弦(6,5弦あたり)に3度(ミ)が入ると、個人的には若干濁って聴こえます。コードの響き、好き、嫌いを改めて確認できるのも、コード耳コピのメリットかもしれません。
ポイントは、
・1音を軸に他の音を聴く
・2音の響きを感じる
慣れてきたら「片方の音を小さく弾いてみる」など、あえて自分を追い込むのアリです。
マイナー・トライアドの2音
KeyはCマイナーで。
コードは「Cm」(Ⅰm)。
マイナー・トライアドの構成音は
「1, ♭3, 5」
=ルート, 短3度, 完全5度
=ド・ミ♭・ソ
KeyCmの指板上の音↓
「ドとソ」は同じなので省略します。あとは、さっきと同じ要領です。
どうでしょうか?
「メジャーと似てね?」
はい、そうです。実は「ド→ミとミ♭→ソが長3度」「ミ→ソとド→ミ♭が短3度」で同じ音程。聴き方、(基準とする音の)意識の仕方によって同じ音程に聴こえたり、違って聴こえたり。
個人的には、「ド→ファ」の完全4度音程が(Key無しでポンと鳴らす)2音だと「ソ→ド」に聴こえがち。短2度と増4度(トライトーン)はキャラが濃いのでわかりやすいのですが、そこに長2度を混ぜられると・・。
【3音の響き】
いよいよ、トライアドの耳コピ。
メジャー・トライアド
2音を耳コピできた方は、3音もすぐに聴き取れると思います。「3音の響きを感じる」と「1音を軸に他の音を聴く」も意識してみてください。
つづいて、転回形と開放弦を使った(5音を鳴らす)メジャー・トライアド。
これが難しい。「ド・ミ・ソ」の順に並んでいれば、まだ簡単なんですけど、順番を入れ替えると響きが変わります(その為に転回させるのですが)。
やはり、3度が低音弦にくる響きは、(私は)嫌い。
目立つ1音は自然と耳コピしていると思います。その1音を基準に他の音を探れば、”音が歪んで潰れていない限り”3音全て聴き取れるでしょう。
★”聴き取りにくい音”の探し方
3音からレベルアップして、次は開放弦を使った5音。
開放弦を使う有名なCメジャー・トライアドの押さえ方なら、ミが1弦のトップノート(最高音)。4弦のミと合わせて2つも鳴っています。ドも2音鳴っていますが、ルートなので・・まあいい。
対するソは1音。つまり、ソの存在感が薄い(※実際にはそこまで薄くないですが1音という意味で)。
ソを見つけるコツとして
「ソだけ(小指で)ミュートして弾く」→「5音全て弾く」を繰り返してみてください。
※「X」がミュートです。
「失って初めて気付いた、アイツの・・」みたいな。
「音は4音も鳴っているのに、何かが足りない」違和感。案外「ソも主張していた」ことに気が付きます。
あとは、「コード・トーンを歌う」方法。構成音が「ド・ミ・ソ」なら、コードを一定のリズムでジャカジャカ弾きながら、「ド→ミ→ソ」の順番で歌ってみてください。今歌っているコード・トーンが浮かび上がってきます。
ドとミとソが上手いこと重なって、メジャー・トライアド特有の、綺麗で安定した響きが生まれます。ソ以外の音が聴き取れない方は、他の音も、同じ要領(ミュート)で探してみてください。
★「倍音」が聴こえる
ソを探す練習で、「ソをミュートしたはずなのに、ソが聴こえた」と戸惑った方もいるでしょう。
「何?幻聴?こわっ」と怯えているあなた。
そっと、後ろを振り返ってください。
気付かれないよう、そっと。
「そっと?・・ぇ・・ぁ・・うああぁぁぁぁああっ!!!!」
それは、倍音です。
倍音(ばいおん)とは、楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分。
弦楽器や管楽器などの音を正弦波(サインウェーブ)成分の集合に分解すると、元の音と同じ高さの波の他に、その倍音が多数(理論的には無限個)現れる。
ただし、現実の音源の倍音は必ずしも厳密な整数倍ではなく、倍音ごとに高めであったり低めであったりするのが普通で、揺らいでいることも多い。
倍音 – Wikipediaより
例えば、C3(130.81Hz)のドを楽器で鳴らしたとき、その約2倍の音C4(261.63Hz)も一緒に鳴っています。さらにC3の約3倍の音も小さく鳴っていて、これがG4(392Hz)。ドではなくソです。
ちなみに、C4(261.63Hz)のオクターブ上の音は、C4の約2倍、つまりC5(523.25Hz)。ここでいう3倍とは、”C3(基音)の3倍”ということ。
私自身、倍音について詳しいことは全く知らないのですが(笑)、とにかく「楽器で鳴らした1音は、常に倍音も一緒に鳴っている」と理解しています。アンプの音色を語る際にも、”倍音”という言葉がよく出てきます。”アタック音”と”倍音の含み方”で、楽器それぞれの音色が決まってくると考えていいでしょう。
倍音は基本的に、高次になるほど弱くなるとのこと。他にも複数の音が重なって、「うなり」が生まれて、どうとかなって・・わからん(笑)。
つまり、「弾いていない音が聴こえても、おかしくない」のです。
ちなみに、「ミ」はドの第5倍音。「ド・ミ・ソ」がきれいに響く理由が、わかった気がします。
第3倍音は、ルートに対して1オクターブと完全5度上の音なので、ダイアトニック・コードで考えると、「Ⅶm7-5」意外は全て、「ルートを弾くと5度も聴こえる」関係が当てはまりそう。
マイナー・トライアド
さっきのソよりは存在感があるので、わかりやすい。やはり3度は、コードを作るうえで重要な音。
メジャーとマイナーの響き
「メジャー・トライアド」と「マイナー・トライアド」の聴き分け。何となく想像できますが、一応弾いてみてください。
予想通りの響きでした。
なんだかんだ言って、ギターやピアノでコードを鳴らしてきた方にとって、メジャーとマイナートライアドの聴き取りはさほど難しくない。面倒くさいのは、濁ったコードたちです。
サス・フォー
おまけ。小指ピコピコのsus4。
KeyはC。コードは「Csus4」(Ⅰsus4)。
サス・フォーの構成音は
「R, P4, P5」
=ルート, 完全4度, 完全5度
=ド・ファ・ソ
メジャー・トライアドに戻りたくなるこの感じ。
つづいて、転回形など。
【4音の響き】
本格的になってきました。セブンス、ナインスあたりを耳コピします。
例えるなら、トライアドが「小学校6年間同じクラスだった3人組み」。セブンスやナインスは「中学校で友達になった、都会からきたオシャレなアイツ」。
4人仲は良いんだけど、やっぱりオシャレなアイツは、どこか3人と違う。4人でカラオケに行けば、アイツだけ洋楽なんか歌ったりして・・。「大人の楽しみ」を知った気がした、中1の夏。
みたいなイメージ。
メジャー・セブンス
「メジャー・トライアド」と「メジャー・セブンス」の響きを比べてみます。
KeyはC。コードは「C△7」(Ⅰ△7)。
メジャー・セブンスの構成音は
「R, M3, P5, M7」
=ルート, 長3度, 完全5度, 長7度
=ド・ミ・ソ・シ
5度を抜いたときの方がすっきり響いて、大人の余裕を感じます(笑)。
マイナー・セブンス
KeyはCで、コードは「Cm7」(Ⅰm7)。
マイナー・セブンスの構成音は
「R, m3, P5, m7」
=ルート, 短3度, 完全5度, 短7度
=ド・ミ♭・ソ・シ♭
マイナー・トライアドに「シ♭」を足したコード。ドから順番に押さえるのは難しいので、今回は転回形。ルートはCです。
メジャー・セブンスと比べると、(違和感が少ないので)わかりづらい。逆に目立たないので、「メジャー・セブンスは使わないけど、マイナー・セブンスはガンガン使う」人もいると思います。
良い響き。
セブンス
めっさ、わかりやすいです。
KeyはC。コードは「C7」(Ⅰ7)。
セブンスの構成音は
「R, M3, P5, m7」
=ルート, 長3度, 完全5度, 短7度
=ド・ミ・ソ・シ♭
コード進行的には、(ドミナント的な意味で)重要なコードですが、わかりやすいのですぐ聴き取れます。メジャー・トライアドに「シ♭」を足したコード。同じく転回形で。
完璧!
アド・ナインス
黄昏のadd9。4音のコードはこれで最後。他のコードは各自でお願いします。
KeyはC。コードは「Cadd9」(Ⅰadd9)。
アド・ナインスの構成音は
「R, M3, P5, 9th」
=ルート, 長3度, 完全5度, 長9度(=長2度)
=ド・ミ・ソ・レ
4小節目の「3度抜き」は、add9と呼べるか微妙ですが、響きはきれいです。
コードの耳コピ練習!(2)「コード進行」
2つ目の能力、「コード進行の流れを聴く」いきましょう。
私のイメージだと、「弾き語りまくっていた人」は、自然と体に染み付いている能力。
コードの耳コピをするときに「コード・トーンを全て聴き取る」能力も大切ですが、「コード進行の流れから、大体のコードを予測する」能力も重要。「あー、Ⅱm→Ⅴっぽい流れだな~」と、メロディを含めた音の流れで判断する方法です。
①コード進行の流れ・メロディの音から、大まかにコードを予想。
②メジャー、マイナーの判断。
③セブンスやその他味付けを聴く。
④耳コピ完了
の作業を一瞬でパパっとやると、スムーズで楽。どうしても聴き取れないコードは、時間をかけて1音ずつ耳コピしますが、「2音耳コピして、さっと決めてしまう」方が圧倒的に早い。
音を歪ませている場合、いつまでたっても聴き取れないこともあります。曲の中でそれほど重要でないコードなら、聴き取れる音だけでさっと決めちゃいましょう。
コードの機能と雰囲気
「Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ」の雰囲気を感じてみましょう。よくあるコード進行です。
KeyはCとして、開放弦付近で
「C → F → G → C」
と弾いてみてください。
全てメジャー・トライアドですが、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴの役割がそれぞれ違います。Ⅳ→ⅤときてⅠに落ち着く。コードの流れをつかんでください。
次は、KeyをFに移調します。
KeyCの感覚は一旦リセットして(Fメジャー・スケールを1度パラパラ弾いて)、KeyFの「Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ」の流れを感じてみます。
※よくわからない方はカポタストを5フレットにつけ、さっきの押さえ方をスライドさせて、弾いてください。
「F → B♭ → C → F」
Keyと雰囲気は変わりましたが、さっきと流れは同じ。
トニック、ドミナント、サブドミナントの感覚は、弾き語っているとイヤでも染み付くので、「よくわからん」と言う方は、是非弾き語りを。
続いては、「Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵm→Ⅱm→Ⅴ→Ⅰ」進行。
「Ⅳ→Ⅴ」まではさっきと同じで、「Ⅲm→Ⅵm→Ⅱm→Ⅴ→Ⅰ」と5度下進行。KeyCだと
「F → G → Em → Am → Dm → G → C」
間にマイナー・トライアドが入っています。オリジナルでメロディを付けてみると、よりコード進行を意識できます。
KeyFなら、
「B♭ → C → Am → Dm → Gm → C → F」
ノンダイアトニックコード
また、ノンダイアトニックコードであっても「Ⅳ→Ⅳm」が聴こえたら、はいはいと頷き、「Ⅲ7→Ⅵm」なら、ほいほい。「Ⅰ→Ⅲaug→Ⅵm」のように一見面倒くさそうなコード進行でも、一度弾いたことがあれば、へいへいと半音で動かせます。
好きな曲のコード譜を検索し、(ジャンルの偏りなく、できれば全てKeyCで)何十曲か弾くだけでも、かなりのノンダイアトニックコードに出会い、パターンがつかめるでしょう。
何度か”意識して”弾くことで、典型的なコード進行は耳で覚えてしまい、耳コピ速度はぐんと上がります。
コードの耳コピのコツ!
いくつか思いついたものを。
○コードを歌ってみる
1つ目のコツ「楽器とハモる」の応用です。
音がわからない場合、そのコードを歌ってみてください。今歌った音程が「そのコードで1番聴こえる(印象的な)音」。
1音わかると、「その音を意識から外す」ことも案外楽にできます。
”コード”として音を認識しているということは、「もう1音」も必ず聴き取れる。これで2音は見つけられます。
○違和感のある音を探す
ここからが問題で、3和音なら残り1音。4和音なら残り2音。
まずは「若干違和感のある or オシャレな音が鳴っていないか」探してみてください。見つかれば、それはノンダイアトニックの音、もしくはセブンスかテンション系の音だと思います。
○音を前後にずらす
コードを耳コピした後、「これは明らかに違うな」と感じる音があれば、その音を前後にずらしてみてください。コードは基本的に1つ飛ばし(3度間隔)で作られているので、ずらすと合う確率が高い。
○オクターブ上下の音
「音に厚みがあると思ったら、オクターブ上下の音が鳴っているだけだった」というあるある。
「もう無理だ!」と感じたところで、「もう足さない」か「何か足してみる」かの選択。とりあえず足してみて、合わなければやめましょう。
理論を使って足すのも良いですし、”きれいに響く音”を自分で足すのもアリ。
○歪んだコードの耳コピ
歪ませたコードの場合、諦めも肝心です。
アンプを歪ませると、倍音成分が増えるので単音ソロでは「太くて使える音」になります。しかし、コードで歪ませすぎると・・耳コピしづらい。
倍音で考えると、”弾いていない音”が聴こえることもあります。迷ったら「むやみに音を足さない」のも一つの手。よく聴こえている音だけ残すと、良い感じになることが多いです。
○2音きれいに響けば良い
「完璧を求めない」という気持ちも、ときには必要かもしれません。最初から1つのコードに時間をかけると、耳コピが嫌いになります。「2音きれいに響けばいいや」くらいの気持ちで。
「原曲では聴こえているけど、いらないから削る」のもおすすめ。コピーしたうえで、良い感じにアレンジするのも、耳コピの楽しみです。
練習を重ねることで、コードの耳コピ精度は上がっていくでしょう。コードの耳コピができれば、音楽をもっと楽しめます。
ありがとうございました。
コメント
勉強になりました。
これを参考にして音を鳴らしたら、コードとして音を同時にならすと聞こえ方は、低い順から連続しているように聞こえる事にも気づきました。
( ̄∇ ̄)b