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RADWIMPS『スパークル』歌詞の意味と解釈! タイム・リープ

歌詞って、良いものですね。

前回、BUMP OF CHICKENをやったので、今回はRADWIMPS。曲はサイト的にアニソン、かつサビがとても美しい『スパークル』にします。

『スパークル』とは?

新海誠監督の映画『君の名は。』主題歌の中の1曲、『スパークル』。

清竜人『All My Life』っぽいサウンドできれい。

『スパークル』の歌詞解釈!

今回は短めに。
歌詞検索すると2種類あったんですが、両方で考えていきたいと思います。好きな箇所を好きな順番での解釈ということで。

いきましょう!

※歌詞は無料歌詞検索サイトなどをご覧ください。

運命・未来

まずはなんといっても美しいサビ。

歌い方で考えると「運命だとか未来とか / って言葉」という区切り方。

「”運命・未来”という言葉が、二人に影響を及ぼそうとしても届かない場所で、二人恋をする」ということでしょうか。

辞書にある言葉で 出来上がった世界を憎んだ

のつながりから「”運命・未来”という言葉で出来上がった世界を、僕は憎んでいる」という設定が浮かびます。恋人である二人は、運命・未来が届かない場所で恋をする。

映画なら「彗星災害でヒロインが死ぬ運命を、回避した未来」とも取れますし、2番のサビ「・・僕ら遊ぼうか」から「災害が起こる運命・未来を知る前の二人の入れ替わり」ととっても面白い。悲しいシチュエーション、記憶を失った未来、交わる事のない悲劇もイメージできます。

”運命・未来”で出来上がった「を飼いならしてたい」世界を憎みつつも、「望みどおり」「美しくもがくよ」と受け入れる僕。ここの歌詞は1、2行目なので、作者の思いは強いかもしれません。

映画的に見るなら(内容はうろ覚えですが)「彗星が村に落ちる」ことと「主人公たちが入れ替わる(出会う)」あたりまでは運命でしょう。1000年前にも村に彗星が落ちたとかいう話だったと記憶していますが、神社を営むヒロインの家系は、再び彗星が落ちる運命のために準備してきたようですし。

運命はそこまで決定しているとして、実際に彗星災害を逃れる未来は、主人公とヒロインにかかっている(と考える方がドラマティック)。確定した運命には従う(しかない)けど、未確定の未来は”この世界で美しく、生き生き(sparkle)ともがいて”・・みたいな話でしょうか。

ただ、歌詞では”未来”も”運命”と同じような扱いなので若干しっくりきません。ヒロインが死ぬ時間軸を”未来”と捉えるのも・・。

映画の設定とはずれますが「”運命・未来”に手を伸ばしても、届かない場所にいる二人。(片方が亡くなって)報われぬ恋」「記憶を失った後の二人」も、悲劇として良い。

時計の針”も”なので、二人の場所から”時間”を切り離してみます。横目で(関係ないとばかりに)時間は進む。「二人の時間だけ止まって」・・死後?続く歌詞「一生 いや、何章でも」から、「時計の針が進んでも、二人でずっと」ということか。映画に出てくる時間移動的な話なのか。

互いの砂時計

また時計。”砂時計”ときて普通連想するのは「タイムリミット」。命・関係・恋愛の残り時間。映画的には”運命”の時?”眺めながらキス”は、単に歌詞に登場する二人の関係を表す言葉?

「さよなら」から一番遠い場所

”一番遠い”を「”さよなら”の反対」と考えるなら「出会いの場所」。「遠い→”さよなら”が及ばない→無縁の」とするなら「別れることのない場所」ともとれます。

”場所”はサビにも出てくる”場所”でしょうから・・どっちだろう。どっちもいけますね。”出会い”なら、映画で二人が最後に会うシーン。”待ち合わせ”なので、未来。”別れと無縁”なら、死んだ後の世界。”待ち合わせ”や”砂時計”もハマります。『前前前世』の世界観なら”来世”もあり。

序章の序章

ということは、今日は序章。そして、運命の時。彗星衝突を乗り切れば、第一章へ進める?「何章でも」とあるので、”僕”が望んでいること。二人の恋のスタートが1章?

昨日(序章の序章)までは僕じゃないのか。入れ替わりのこと?前前前世的な話?パラレルワールド・・わからん。

かつてないスピードでダイブ

”スピード”は彗星、”ダイブ”は彗星と夢(入れ替わり)を重ねているのでしょう。「かつてないスピード→超光速タイムリープ」的なSF話なのか。そうすると、”経験・知識”は未来の僕が持っている情報ということにも・・。

スパークル

「sparkle→泡→コーラ」で入れただけ?何故にコーラ。「生温いコーラ→気の抜けた→無価値、sparkleの無い日々・・」。”教室”も”電車”も基本眠いので”まどろみの中”として、”ここでないどこか”はどうつなげればいいのか。「夢(入れ替わり)」や「君のいる場所」だとコーラのつながりがイマイチ。「sparkleの無い日常」→「運命だとか未来とかって言葉がどれだけ手を伸ばそうと届かない場所」→「ここでないどこか」ってこと?そっちなん?

嘘みたいな日々・・君が全部抱えて立っていたよ」から、「ここでないどこか→刺激たっぷりsparkleな日々(君、場所)」としておきます。

君が立っていたのが「万華鏡の中で 八月のある朝」につながって、「・・教科書のような笑顔で」までセットでしょうか。

万華鏡、「きらきら(sparkle)→八月の太陽」「宇宙、彗星、輝き、回転、変化」、いろいろな景色と映画のシーンも浮かぶ妄想ワード。

歌詞の順番にクセがあり、「辞書、教科書、序章、飛ばし読み」など本関連ワードが多い曲。タイトルの『スパークル』から映画の彗星をはじめとする輝きシーンが浮かび、歌詞にも関連する言葉がみられます。

こんな感じでしょうか。
ありがとうございました。

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