欅坂46『黒い羊』歌詞の意味と解釈! 青だと思ふ

欅坂46の8枚目シングル『黒い羊』。

欅坂46『黒い羊』ちょこっと曲分析!

牡羊座の私も楽しみにしていた8枚目。昨晩ラジオ解禁されました。
皆さんの感想はいかがでしょうか?

私の第一印象は「『今夜はブギー・バック』のような懐かしさと哀愁」です(※歌詞除く)。

念のため、”パクリ”ということでは無いです。大量の曲が蓄積された現代「どの曲にも似ていないポップス」なんて無いでしょう。メロディ&リズムがモロなので、作曲者が意図的に入れたのかもしれません。

曲が出る度、「我パクリ曲見つけたり」と匿名掲示板で盛り上がっていますが、本当のパクリ曲っていうのは乃木坂46の『立ち直・・冗談です。

「良い曲に似てる」と耳に馴染みます。
最近の坂道シリーズだと、東野・まっちゅん・クイズ王の番組「吉本坂46が売れるまでの全記録」で流れていた村上ショージさんのソロ曲『バーボンソーダ』。違和感無くすーっと耳に入ってきて、視聴後は『Love is over』口ずさんでいました。

のような懐かしさ

強調したいのは「のような懐かしさ」の方です。

メロディきっかけなのか、懐かしくて落ち着きます。もっと言えば、Aメロ「・・あやふやなものは」やBメロ「白けてしまった僕は無口になる」も一度歌ったことのあるようなメロディで、間奏からアウトロにいたるまで・・。

※ちなみに私はリアルタイムで『今夜はブギー・バック』を聴いた世代ではありません(平成生まれです)。懐かしさの理由はたぶん有線ですね。

低い主メロと宇多田ヒカル

あやふやなものは」あたりの声の重ね方(低い主メロにオクターブ上ハモを小音で重ねている箇所)と、半拍空けてまた歌い出す感じが宇多田ヒカルっぽいな・・と感じてYouTubeで宇多田ヒカルを1曲聴いてみましたが、オクターブでなく普通に3度でハモっていました(The 無駄話)。笑

なんというか、一昔前のメジャー曲(街中で流れているような曲)の香りがします。

主役交代?

Aメロ出だしの伴奏が(ストリングス等が無く)比較的低いので、オクターブ上ハモが良い仕事をしています。歌うと気持ちよさそう。でも、乱用せず「踏切を渡って」で切り替え・・というか「踏切を渡って」が良い。

もっと言えば、サビ前「そうそれが本当の声だろう」で再び(Aメロでは主役だった)低い主メロに、音量で並ぶ勢いのオクターブ上ハモを出し、「(Aメロから始まった)プロローグはここまでです。サビいきますよ!」という音楽的なストーリー展開もみせて。あとは欅っぽくユニゾンと謎男性ハモを足して「あ、いつものやつ」という安心感。

更に言うと、Aメロでは「歌」と「ピアノ」と「ベース」の3パートが比較的自由に(それぞれ異なる)リズムを取っています(音量も大きめ)。ある意味、リズム的な主役が複数いる状態です。(普通の人は)イントロで示された4つ打ちキックをリズム的な軸と捉え(耳に残したまま)Aメロに入るので、よりカッコ良く聴こえるというか、ぐっと引き込まれます。

細かく言えば、イントロ始めのピアノが2分音符→続くイントロのキックが4分音符→Aメロで4,8,16,付点音符,etcと、音量・音程は抑えつつもしっかり加速していく感じが、ダークな雰囲気にハマってカッコ良い。

そして、コロコロ変わる(急に早口になる)歌リズムに対し、一定のリズムを刻み続けるピアノが良い感じに(裏表の絡み方も気持ち良い)。「夕暮れ時の・・」の早口パートがフィルイン的というか、歌が一瞬、歌パートから離脱する(けど伴奏は気にせず残っているので、一瞬伴奏が浮かび上がる)感じも面白いなと感じます。

一度離脱するので「踏切を渡って」の復帰がこれまた快感。そして「放課後の教室は苦手だ」あたりでリズムをまとめだし(伴奏を落ち着かせ)、サビ前では完全に歌が主役に。作られたメリハリですね。

立体的

普通の(演奏にあまり興味の無い)リスナーは、歌が始まってしまえば「歌と伴奏」という意識で聴くと思います(特にアイドル曲は)。次に各楽器パートを意識するのは、間奏か楽器のソロパート。

ただ、この曲は歌が始まってからも「それぞれの楽器」を意識させる工夫がされているので、なんというか、”立体的”です。「歌と伴奏(前と後ろ)」というカラオケ的な曲ではなく、「主メロとハモリとピアノとベースとドラムと…」のような。

「欅は曲が良い」と言われているのかいないのか知りませんが、「アイドルが主役やから、伴奏はコードでも鳴らしとけ。邪魔すんな、厚み出すだけでええ、高音域?ストリングスで適当に埋めとけ」という感じがしない、つまり「リスナーをナメている(手を抜いている)」感じがしないのも、人気の理由なのかなと思います。

ベース

これは完全に私個人の印象ですが「ベースが狙ってるな」とも感じます。

バンドあるあるの一つに「ベースが動き過ぎてうざい」というのがあります。例えば、ギターだと「速く弾きたい、歪ませたい、音量を大きくしたい」あたりの初期症状が一般的ですが、ベースは「指板を動き回りたい(音数が多いほどカッコイイ)、スライドしたい、弦を叩いたりハジいたりしたい」という病にかかりがちです。

私の完全な偏見ですが、中学生あたりに最も響くベースの音遣いといいますか、ターゲットに狙いを定めているなと。うざくなり過ぎないように、ピアノでバランスを取っているのもプロい。

※実際の中学生ということではなく「ロック好きは中高生」「演歌好きはシニア」「クラシック好きはインテリ」「ジャズ好きは自称音楽通」「レゲエ好きは砂浜好き」「ヒップホップ好きは服のサイズ合ってない」「アニソン好きはネルシャツinズボン」「女性アイドル好きはロリコン」「ジャニーズ好きは声がでかい」のような”イメージ(偏見)”の話。ちなみに、私は全ジャンル好きです(男ですがジャニーズもTOKIOとかコピーします)。

もちろんジャンルによりますし、人にもよりますが、例えば大学生になると「歪みよりアンプの良さを引き出した音」「音数より空白(休符)の使い方」あたりへ、求めるカッコ良さが移っていくのかなと思います。

構成

あとB面っぽいです。
パート構成も面白い。「2番知らんけど歌えるっしょ」という曲ではない。

早口語りにラップも入って欅坂っぽい。ぶりぶりスラップベースは『避雷針』を想起させます。

黒くて白い

ベース、リズムはブラック(黒人音楽色強め)ですが、間奏のコーラスとアウトロのパイプオルガンを思わせるフレーズは、西洋教会チック(冷たく厳かな石造り聖堂のステンドグラスから差し込む光の中で「パトラッシュ」と優しく呼びかけられている感じ)。

ただ歌詞とはマッチしていない気がします。←いらんこと言う

例えば、木村カエラ『Butterfly』の西洋チックな(チェンバロっぽい音と鐘の)フレーズは、歌詞のテーマが「結婚式」なのでしっくりきます。そういう意味で、マッチしていません(ブラック部分は歌詞とマッチしています)。

強いて繋げるなら「羊→ユダヤ(キリスト)教→西洋教会」・・無理か。「懺悔」とかならしっくりきそう。←どうでもいい

(追記)MVとマッチしていました。
ロウソクが並んだ階段を上るシーンです。歌詞で拾わず、MVで拾う、今っぽい。

たぁってぇ

声フェチの私としては「踏切を渡って 遠回りして帰る」の”たぁってぇ”と”るぅfu”の耳心地がたまりません。

”僕だけがいなくなれば”なんて歌っている曲の中で、不意に現れる(すぐ消えてしまうが)。

カラオケに行くと、歌手の影響なのか急に色気のある歌い方をする女性いますよね。普段そんな感じじゃないのに、隠していたのか、背伸びしているのか、全く意識していないのか。

でも洋楽R&Bみたいに「セクシーやりまっせ」だとつまらなくて、やはり不意の色気、特に語尾で魅せる・・いや、止まらないので声フェチ談義はやめます。笑

あともう一つ。
人間関係の答え合わせなんか 僕には出来ないし」の”ぼぉくにはできないしっ”の言い方、めっさ憎たらしい(笑)。これが主演女優の力なのかと。

後味が良い

イントロからゆっくり心拍数を上げ、終盤ですーっと下げる。
不思議と落ち着く曲です。

手元に弾くものが無いので(夜で面倒なので)自身無いですが、Keyはメジャーを中心に、部分的に平行調マイナーに移っているような気がします。イントロ、Aメロあたりがマイナー色強めで他はメジャー色強め。ラスサビは半音上がってますね。

曲の感想は以上です。

『黒い羊』歌詞解釈!

※歌詞は正確ではありません。

欅と中二と秋元康

「欅坂46の歌詞は中二っぽい」と揶揄されがちですが、私は「中二っぽいから面白い」と思うのです。

もっと言えば「中二っぽいテーマと、おっさんが真剣に向き合っている」のが面白い。「男性が女性目線の歌詞を書く」なんてのはよくありますが、「おっさんが中二」、そしてその歌詞をアイドルに歌わせる・・良い。

『黒い羊』の歌詞だと、「スマホには愛のない過去だけが残ってる」がシビれます。「愛の無い過去」を中二っぽくて”ダサい”と感じるか、中二(ロック)っぽくて”カッコイイ”と感じるか。「夕暮れ時の商店街の雑踏を通り抜けるのが面倒で」の、「ん?そんな経験無いけど、なんかわかるような気がする!」感じも。

ただ、手を抜いた(抜いてそうな)中二フレーズ、「これ思春期っぽいだろ」色があからさまに出るとダサい。「止まってた針はまた動き出す」とか「唾を吐いて」とか。

もし、現実の中学二年生が作詞したら、同じテーマでも、もう少しダサくない(中二臭くない)言葉や言い回しを選ぶと思います。「恥ずかしい」が「死にたい」に直結する年頃です。

でも、創作系の趣味で中二を否定すると何もできなくなります。

「散髪した次の日は、教室のドアを開けるのが恥ずかしい」くらいセンシティブな心を忘れてしまっては、良い作品は作れないと思うのです。←何の話(笑)

↑「センシティブ」とかいう横文字を使っちゃう感じも中二・・いや意識高い系か。
ネット文化は数々の嘲笑レッテルを世に送り出し、回線を通じて人々を攻撃してきましたが、「中二病」という言葉はなんか好き。

夜のせいか新曲のせいか中二のせいなのか、妙にテンション上がってます。眠いですが。※逆にテンションが下がった中学二年生の方はごめんなさい。バカにしていません。ここでいう中二は、”中学二年生”ではなく”中二病”のことです。

タイトルの意味

本題入ります。

日本語wikiが無かったので↓

Black sheep is an idiom used to describe an odd or disreputable member of a group, especially within a family.

Black sheep (disambiguation) – Wikipediaより

”disreputable”なんて単語はじめて見ましたが

「黒い羊(Black sheep)は、グループ内(特に家族内)で奇妙な、または評判の悪いメンバーを説明するときに使用されるイディオムです」

くらいの意味でしょうか。disreputeにableをくっ付けて「評判の悪い」だそう。

さらに「黒い羊効果」というものがあるらしいのですが・・きちんと理解していないので(ただの長いコピペになってしまうので)、気になる方は検索してください。

歌いまわし

Aメロの滑り出し、
信号は青なのか・・あやふやなものは」までの上手く流れに乗った、心地良く揺れる歌リズム(フロウ?)。

そして、続く「はっきりさせたい」で完全に殺されたリズム。

かと思えば、「楽天的すぎるよ」で使いこなす瞬間加速テクニック。
”カッコイイ”と”ダサい”が混在する、欅坂っぽい歌いまわし。

”全員が納得するそんな答え”と言ってしまえばその通りですが、「全員が」「みんなから」「厄介者でしかない」「ばかりだし」「そうなった」「違うそのことで」あたりは特にムズムズします。

はっきりさせたい

信号は青なのか それとも緑なのか
タイトルでも扱う”色”にからめた歌詞。

青か緑か「はっきりさせたい」という。
唐突で何の話かわかりませんでしたが、サビまで聴くと「放課後の教室」での1シーンではないかと思・・いましたが、2番の感じからして違うか。

青か緑かという、答えを聞いたところで「65へぇ」レベルのトリビアを「はっきりさせたい」という、面倒臭さ。これが黒い羊なのか。

歌詞的には「黒い羊の僕は緑(or青)だと思うけど、反対意見あんなら納得させてみろ」ではなく、「あやふやなものは、はっきりさせたい」性格を強調しているのだと解釈しました。「あやふやなままにしといた方が波風立たない」ことってたくさんある気がします。

面倒だから遠回り

商店街を通れば”近道”なのに、「雑踏を通り抜けるのが面倒」なので「遠回りして帰る」という。

”面倒”の理由をリスナーにゆだねるタイプの歌詞でしょうか。
なんだろう。

商店街で顔見知り絡まれると、面倒。
クラスメイトに遭遇すると、面倒。
単に混んでるから、面倒。←案外これかも

”欅坂っぽく”解釈するなら「人の流れに逆らうのが面倒」「活気ある商店街の空気が面倒」あとは「アイドルだとバレたら面倒」とかですかね。

乃木坂46の「遠回り」とは違う、暗さ。
「踏切」が好きな秋元氏。

「放課後の教室」の空気感

放課後の教室」の”あの空気”を、「その場にいるだけで 分かり合えてるようで」と表現する60歳、すごい。

「だから放課後の教室って居心地良いよね、最高!ムギちゃん、今日のお菓子は?」ではなく「苦手」だという。

わからん。礼してすぐに教室を出ていた私には、わからん。

やること無いやつがダラダラ時間をつぶす、お目当ての異性と会話するチャンスを伺い居座る、(高校生なら)バイトまでの時間つぶし、朝出せなかった提出物を猛スピードで仕上げる(からちょっと待ってて!もう5分で終わる!と嘘を付くクラスメイトを待つ)のが”放課後の教室”なんじゃないのか。・・笑

無視された羊は食べられる

主人公は、無視されているのではない。
孤独な一匹狼ではなく、群れの中の羊

放課後の教室に残れている時点で、無視はされていない。

いっそ無視すればいいんだ」と言うが、羊は群れから離れたら食べられちゃうよ。黒なんて目立って狙われやすいから、逆に群れにいてくれた方が”避雷針”としてありがたいんだけど。と、悪い意味で解釈しても面白い。

髪色には触れない方がいい

髪型にも変に触れない方がいい、と私は肝に銘じています。

「女子は髪型の変化に気づいて欲しい」なんて言葉を真に受けて「お、髪切ったん?でも俺は前の方が・・」なんて余計な感想言っちゃダメ。”気づくだけ”でいいのです。

変な感想付け加えるくらいなら「いつも顔しか見てないから、気づかんかった。デュフフ」とキモ顔で言う方がまだマシ。「黒の方が好き」なんて以ての外、思って無くても「ん、いいじゃん」で事は平和に終わるのです。

髪の毛を染めろ・・」ですか。
んー、”周りと違う色”って結構「反逆の象徴」じゃないでしょうか。何故ギャルは肌を焼いて、不良はブリーチで脱色し、短ランの下から原色パーカーを覗かせ、やーさんは墨を入れて、(ダサめの)ヤン車は紫なのか。

もっと言うと、「お前、何髪染めてんねん。剃ったるわ」と「気に入らない」者を排除しがちなのは、”大人(教師)”ではなく往々にして”反逆者(不良生徒)”です。と、不良の都大阪で(おそらく市内で黒い羊の数が最も多い)公立中学校に通った私は思います。

愛のない過去

スマホには愛のない過去だけが残ってる
かっけー。

スマホには愛のない過去だけが残ってる
惚れる。

スマホには
 愛のない過去だけが
 残ってる

くー!

どういうこと?
薄暗い部屋の明かりをつけるタイミングって一体いつなんだろう
のつながりから、自室

メール(LINE)か、着歴か、写真か。
なんや知らんけど”10円ピンポン”とかいうやつ?
ここまでの歌詞から、恋愛関係ではなさそう。

続く「人間関係の答え合わせ」「そこに居なければ良かった」から、「放課後の教室」へつながるドラマの予感。

放課後の教室、黒い羊のせいで解決できず

踏切遠回り

白い羊からのメール?

薄暗い部屋(帰宅直後?起床?昼→日没?)で愛の無いスマホ

パーツが使いやすいので、いろんなドラマを組み立てられそうです。

全部僕のせいだ

「僕は嫌だ!」

「あんたは私の何を知る?」

に並ぶ、力強い闇(病み)フレーズ

全部僕のせいだ

声震えてます。
シングルA面で震え声を収録。
涙をこらえているのか。
浸っていた歌の世界から、一瞬で見事に切り離されました。

「黒い羊?はい、平手友梨奈さんです」と答えを出された気分。
いや、そりゃわかってましたけども。
はっきりさせ」てくれますね。

グループとなれば色々揉め事もあるでしょうし、卒業したメンバーの歌詞(米さんを除く)と解釈しても違和感ありません。でもまあ、秋元氏は平手さんを意識して書いているのではないかな・・と思います。だってストーリー浮かびますもん。

欅坂ファンの方なら、平手さんが歌う「全部僕のせいだ」1フレーズだけで、何かしらストーリーが浮かぶのではないでしょうか。

1番が世界観を作る歌詞。
2番の歌詞が(秋元氏の考える)今の欅坂46でしょうか。

平手友梨奈

僕だけがいなくなれば」の通り、去年は番組であまり平手さんを見かけませんでした。

物語になるのはアイドルグループのセンターとしてすごい素質ですが、”闇属性”というのがなんとも。でも一部(多数?)のファンはその平手さんに期待していて、”生き辛い”と感じている学生さんなんかは、大きな力を貰っているのかもしれません。

平手友梨奈が葛藤に苦しみ、秋元康がそれを歌詞にして、ファンがコンテンツを消費して。一部のファンは攻撃し、また一部のファンは「てちが心配」と言いながらCDを買って。欅物語は続く。

というサイクルを傍から眺めつつ、良い曲を期待している自分。

中二の話に戻りますが、「中二の心を忘れると、感性が鈍る」と感じています。”短所は長所”みたいなもんで「あれこれ悩み考えてしまう」という”裏”があって、「作品に昇華」という”表”があるといいますか、自分の中で一度深く(何層か潜って)考えることで”深み”・・(伝えるって難しい)。

その意味で、平手さんの”闇属性”は、少なからず彼女のパフォーマンスに表れて(活かされて)いるのではと、私は思います。

平手さんの一番強烈な記憶は、2017年だったかFNS歌謡祭での平井堅とのコラボです。あのダンスは本当に感動しました。夕方の教室のような美しい空間、「あなたに ただ会いたいだけ」字幕の向こうで何かをすごいパワーで表現している彼女、顔をうずめ、紙くずにまみれた制服。画が焼き付いています。もっと見たいですね、彼女のパフォーマンス。

迷惑かけてない?

歌詞に戻り、
周りと違う」ことで「誰かに迷惑かけたか」とか言うやつは、大体迷惑かけてます。

「この子、周りの子と少し違うけど、仲間外れにならないように、悪目立ちしないように私が・・」と、いつも気遣ってくれている”おさげ髪眼鏡委員長”に、迷惑かけているに違いない。

自分中心の、悪い意味で中二っぽい思考。
「もし迷惑かけてたらごめん。でも自分の意見は大事にしたいんだ」でしょ。言いたいこと言い合った上で”解決したい”ならね。選択肢を広げよう。

と真顔で書いている午前零時・・楽しい。笑
選択肢が少ないのは、悪い意味で中二っぽい。
不器用さも含めて黒い羊なのか。

白い羊のフリをする者

歌詞に「白い羊なんて僕は絶対になりたくない」とありますが、「はっきりさせたい」性格なので、「白い羊になりたくない」というより「白い羊のフリをする者になりたくない」のだと(私は)解釈したいです。

普段は面倒臭そうな黒い羊ですが、「皆本当は言いたいけど、言い出せない。黒い羊さん頼んます!」というとき頼りになったり・・。損な役回りですね。

MVが楽しみ。

『黒い羊』MV感想と考察!

欅坂46 『黒い羊』

MV公開されました。

手に持っているのは彼岸花でしょうか。
畑の隅っこに咲いてる赤いお花、おばあちゃん家と線香の香りを思い出す、あの花。

紅い花で少女ときたら一部の人はアレを連想すると思いますが、関係ないですね。アイドルMVで「死」を描けるなら、そっちもできると思いますが、生々しすぎるのか。戸川純まではいかない。

曲の世界観を捉えたMV

↑曲の感想で「歌詞が曲に合っていない(パトラッシュのところ)」とdisりましたが、逆にMVは曲のイメージに寄せていると感じました。茶色い鍵盤で「レクイエム」の5文字が浮かび、まだまだ中二の心は忘れてないなと。

ただ、1シーン撮影ということで音(主にリズム)との相乗効果は小さく、そこはMVとして残念。

MV冒頭で見せられる事件現場。
周りに赤い花びらの様なものが散らばっています。MV内で花を持っているのはchild形態含め平手さん(主人公の僕?)だけなので、”僕”が死んだのでしょう。

彼岸花、死体、病んだ人々、全体的に漂う「死」の空気。

死神

もしくは、”彼女から花を受け取った誰か”が死んだのかもしれません。

それまでバラバラに演技していたメンバーが一斉に走り出した瞬間、「全員飛び降りんの?」と感じたのは私だけではないはず。

と書いてみたものの、アイドルMVでそんな病み設定無いでしょうから「(僕みたいに?)死なないで」系のメッセージなのだと解釈します。”止まれ”の赤ですし。

攻めたMVですね。一歩間違えば、後追い自殺とか怖いです。

小林由依さんのヒザが心配。

 

以上です。
羊数えて寝ます。
ありがとうございました。

コメント

  1. 匿名 より:

    凄く人間的に、余計な偏見もなく他者を見ている
    至極真っ当な視線をお持ちの方だと感じました

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