欅坂46『アンビバレント』歌詞の意味と解釈! disるアイドル

欅坂46の7枚目シングル、『アンビバレント』。

欅坂46『アンビバレント』!

欅坂46 『アンビバレント』

「い、韻ふんでるー!」
かっこ・・くやしい(笑)。
”歌わされてる”感たっぷりだったノット・グルーヴィ46は何処へ。
Aメロ絶対ドヤ顔で歌ってますね。

ジャンルはなんだろう。
いろいろ混ざってますけど・・曲がファンク、ハウスあたりで歌はヒップホップ・・まあダンスミュージックか(諦め)。

欅坂46はストリングスを足すイメージでしたが、黒く仕上げたかったのか、今回はブラス(っぽいシンセ)が気持ち良い。音数が多く、Keyの変化(KeyFm、AメロでKeyE♭m、ラストサビで半音上げてKeyF#m)も目立ち1曲で満腹に。後ろ(伴奏)はにぎやかですが、メロディはマイナー音をなぞり、かつ変化が少ないので、アップテンポの歌でも間抜けさは無くクールな印象。

1番Aメロ途中「ねえ 何をしたいの?」でラップからメロディに変わり、伴奏もファンキーさを足して「ギターもいるぜ!踊ってくれよ」な感じと、「次、俺たちの番ね!」とばかりに、歌から楽器へリズムの主役交代する感じ、快感。

2番Aメロ「夏だから猫も杓子も」からは、飽きないようリズムと音を変化。DJが曲を繋ぎ替えたような、気持ちの良い不自然さ(ブレイクビーツっぽいやつ)で、「はい、ここからはMCバトルですよ」とばかりにラップの見せ場を演出。キメのブレイク→単細ぼ~ぅ。Aメロ、濃いですね。

転調やパートの繋ぎ方があからさまですし、ダンス系音楽と捉えて乱暴に言ってしまえば「複数の曲を繋げている”ように聴かせたい”」・・程ではないか。笑

曲を支えるドラムのリズムにベースで彩り(ドラムと少し異なる、スピード感をコントロールするリズム)を加え、パートのグルーヴ(ノリ方)を示す。ベースラインはかっこいいけど主役にはさせない(歌を立てる)、バランス感覚。リズムがかみ合うってこういうこと!(←ガラスの悪口禁止)

お前らも棒振ってないで踊れ」系の曲ですね。

視聴後はじめの印象は「普通のかっこいいポップスじゃん」です。
「普通にかっこいい曲」で、「曲自体は攻めていない(アイドルが歌ってるということを除けば、新しさは感じない普通に在る曲)」という印象。


(作詞:秋元康 / 作曲:浦島健太/TETTA / 唄:欅坂46)

『アンビバレント』歌詞解釈!

おもしろかったのは、秋元氏がちゃんと歌詞でdisってHip Hopっぽくしている点。ただやはり、舌(くちびる)がもつれるような箇所(「O」や「Mo」の連続とか)もいくつかあって、そこは(欅坂46が歌っているので)可愛い(けどちょいダサ)。

※歌詞は無料歌詞検索サイトなどをご覧ください。

「Ambivalent」

タイトルの”アンビバレント”は、ambivalenceの形容詞。

同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くこと。

アンビバレントとは – 日本語表現辞典 Weblio辞書より

Hip Hop Shitorun

ラブソングばかり流れるシーズン
 マジ恋人いない聞くなリーズン

くー、悔しい(笑)。
絶対ドヤ顔で歌ってるでしょ。←二回目

”シーズン”と”リーズン”の韻のドヤ感が目立ちますが、3拍目裏から16分で食い気味に入るのですごく”っぽい”です。|ラブ|ソン|グば|り|の「か」が1拍目頭で、着地と同時にブラス(っぽいシンセ)が鳴りAメロ伴奏に切り替わるので、歌うと超気持ち良い。

そして「誰かは誰かを」の「」が2倍気持ち良い・・という多少乱暴な分析。

多分」は、リズム変化と息継ぎ的には”ぽい”んですけど、韻は”オチ”のようなちょいダサ感があるので・・安心します。※個人的意見

通して歌ってこその快感なので、歌割りは酷ですね。
同じ人に歌ってほしいけど、違う人の歌声も聴きたい
アンビバレントこれか。笑

一人称「私」

一人称が「私」なので、単純に女性と考えてみます。

更に「私=アイドル」だと「ちゃんとしていなくちゃ愛せない」「ちゃんとしすぎてても愛せない」が違和感なくハマり、「I know」もしっくり。

ハッシュタグ付けた恋

夏だから猫も杓子も」恋人作ろうと「猛ダッシュ」。

ハッシュタグつけた恋なんてごめん

どういうこと?
・他人と同じような恋
・ありきたりな恋
・他人(フォロワー)に恋の自慢
・SNSで恋人募集
・SNSばっかやってるような奴との恋

なんてごめん。
と言いつつ「実はそんな恋もしてみたい(羨ましい)」、という解釈もあり。なぜなら、アンビバレントだから!(笑)。

ダッシュ」あっての「ハッシュ」なので、そんなに深い意味は無いのかも。

ちゃんとdisる

太陽味方につけたような
 よくいるタイプの単細胞

単細ぼ~ぅ

ヒップホップしててワロタ。
下品じゃないディスり、強い。

こんな歌詞、海水浴場で流れたら・・。
夏曲で夏を煽っていく欅スタイル。

誘われている「私」

「私が単細ぼ~ぅに誘われている」というシチュエーションが、一番しっくり・・いや、どうだ・・。

さあ 何を始める? どんな会話する?」は、”単細ぼ~ぅ”に誘われているのではなかろうか。

夏休みの計画

そ、そうか。

単細ぼ~ぅのインパクトで単細ぼ~ぅ中心にストーリーを考えていましたが、単に「(主人公がそう認識しているかわからないが)友達”との夏休み計画シーン」または「”(主人公が(略))友達”と遊んでいる最中」、部活、サークルあたりの「所属しているので一応参加します」的な夏イベント・・そういう感じのシチュエーションなのかも。

あっちを立てる気もないし
 こっちを立てる気だってまるでない
 人間関係 面倒で及び腰

しっくりくる!

葛藤

さあ 何を始める? どんな会話する?」は主人公の発言という可能性もあります。心の中の声と、実際の行動のギャップ。

誰かの感情 気にしてもしょうがない」けど、気にしないと独りになってしまう、葛藤。「まだ無理をしなきゃいけないか」も説得力が出て、曲の見方が変わり・・。

話を聞けば巻き込まれる」は、まだ誘われていない段階?
青空の下で まだ無理をしなきゃいけないか」で、結局参加した?

ひとりがいいけど、ひとりはイヤ

アンビバレントっぽくみえて、よく考えるとアンビバレントでないものも含まれる歌詞ですが、結局言いたいことは一つ。

一人になりたい」けど「なりたくない

そして、続く「どうすればいいんだ この夏」。
この夏」を、単に夏曲っぽさを出す”おまけ”と読むか、この曲の”核心”と読むか。個人的には「この夏、どうすれば・・」を主人公最大のテーマとして解釈したい。そうすると、

「アンビバレントなんてけったいな言葉使いやがって
 夏を独りで過ごすか、誰かと過ごす(恋人作る)かやて?
 知らんわ
 Blah BlahやなくてLove Love言いたいんやろ
 Ambivalent about ぶつぶつ呪文みたいに・・
 一人で決めろ!

と気持ちよくツッコめ、曲のオチにもなるので好きです。

MVが楽しみ。
(追記)先程MV公開されました。

『アンビバレント』MV感想と考察!

まっちゅんの可愛さゴイゴイスーですやん。まっちゅんの大阪弁って、若干アイドル用に可愛くカスタマイズされてますよね。普通この3倍は汚い・・いや、育ちの良さなのかもしれない。和ラ(笑)

屋台、めちゃイケかな。
ニヤニヤしちゃうよ「まつむラー亭」

乃木坂46「まつむラー亭」@福岡ヤフオク!ドーム | サッポロ一番 和ラー

『アンビバレント』MV感想と考察!(2)

いかがでしょうか。
この巧妙な、乃木坂46布教活動。

前置き(悪ふざけ)はこのくらいにして、MVの感想(と少しだけ考察)を。

踊ろうぜ!

アゲアゲー!
「カッコイイダンス」が目立つ映像。
ヒップホップなのかな(ダンスわからないので超適当)。後半、ロカビリーのツイストっぽい動き、やはり「ダンス楽しもうぜ」系ですね。

白い

画面が白い。光が反射してピカピカ。
夏の日差し、無機質な冷たさ。”色”といえるものはスポットライトくらいで、「とにかくダンスを見てくれ!」という声が聞こえてきそう。マトリックスみたいな映像もあって、撮影金かかってそう。

解く

「絡まった人間関係を解く」、そんなストーリーでしょうか。

『サイレントマジョリティー』がモーセなら、今回はさながらイエスのよう。メンバーを解放しているようで、実は平手不在期間でもつれ合ったファンを解放しているのでは、と感じたり。救世主平手が再臨して、喜びに躍り狂う彼女とメンバー・・と画面の前のファン。

パラレルワールド

冒頭シーンを見て最初、「あぁ、平手友梨奈がグループから一人出て、死んだ目?の大人の中で揉まれて、一周し再び戻って来る、的なストーリーね」と、”平手不在”というキーワードで考えたのですが、どうもおかしい。

0:56のシーンがおかしい。
欅メンバーがこちらを見つめ、その中心には(おそらく目を開けていない)平手がいる。冒頭で一人だけ目を開き旅立ったはずの彼女がいる。
続く歌詞は「だけど一人じゃ生きられない」。

そして、4:13で再び映る冒頭のシーン
流れる歌詞は「一人になりたい なりたくない」。

ここから考えて、MVでは「一人になった」「ならなかった」のパラレルワールド、もしくは妄想の中のifストーリー的な、2種類の世界を描いているのではないかと感じます。

そして、最終的な主人公の選択が、MV最後の「踵を返す」シーン・・だと私は解釈しました。

ひとりだけど、ひとりじゃない

そう考えて見ると、「夏だから猫も・・」からのダンスで「平手」と「平手+メンバー」が交互に映るシーンも面白い。メンバーに引っ張られ、ぶつかってこけたかと思うと、助け起こされ、倒れかけては支えられて。

「ひとりだけど、ひとりじゃなかった」というか「夢だけど、夢じゃなかった」というか「皆には見えないんだわ」というか、となりの。笑

猛暑

衣装も気になります。
お嬢様学校に通う女の子が、夏で頭がおかしくなり、クラブで狂ったように踊っているような・・(←表現下手)。

歌と曲の細かいリズムに、カメラが止まらないMV。
かっこいい。そして、満腹です。

ありがとうございました。

スポンサーリンク
関連コンテンツ