欅坂46『Student Dance』MV考察! 人格矯正

欅坂46の7枚目シングル『アンビバレント(TYPE-A)』収録。
『Student Dance』MVが公開されましたので、考察を少し。

欅坂46『Student Dance』!

MV考察の前に曲の感想を少し。

さて、皆さんの『Student Dance』の印象はいかがでしょうか。
私は「歌詞がエロい」「散りばめられている音は面白いけど、曲は・・普通のダンス曲」という印象です。

歌詞の「Secret place」(秘部)に「Come on」がエロい。「ハイスクール」で「ロッカールーム」からの「最悪の趣味」・・こうなると「Dance」も何かのスラングなんじゃねえかと疑うレベル。※個人的な感想。

そして、MVのインパクト。
何だか、よくわからん」MVだったので、私なりに少し考察してみようと思います。

今回は短めに。

『Student Dance』MV考察!

乃木坂46「まつむラー亭」@大阪・ヤンマースタジアム長居 | サッポロ一番 和ラー

まっちゅんの可愛さゴイゴイスー(ry

『Student Dance』MV考察!(2)

欅坂46 『Student Dance』

(アンビバレントに引き続き)いかがでしょうか。
この巧妙な、乃木坂46布教活動。

いい加減ブラウザ閉じられそうなので、前置き(悪ふざけ)はこの辺にしてMVの考察を。

「常に誰かに見られている世界」を円形のステージセットで表現しているらしい、この作品。もうこの時点で小難しそうな匂いがプンプン。

時計じかけのオレンジ

パッと見で得られる情報としては、 スタンリー・キューブリック監督作品『時計じかけのオレンジ』に登場する”ドルーグ”の衣装。

キューブリックは『2001年宇宙の旅』で有名な映画監督です。SF好き、映画好きで知らない人はいないと言っても過言ではなく、(良い意味でも悪い意味でも)ヤバイこだわりと特異なキャラクターから、数々のエピソードを残し、ファンがそれを熱く語るので、ファンじゃない私のような人間も「なんかすごい人なんだな」という目で見てしまう、そんな人物。

その監督の映画、1971年公開の『時計じかけのオレンジ』。
「in out」と「トルチョック」、あと「ホラーショー」あたりの”ナッドサット言葉”は記憶にありますが、内容はほぼ忘れましたので、wikiやあらすじを見て思い出しつつ、考察していきたいと思います。

時計

円形ステージには「1~12」の数字。
「時計じかけのオレンジ」なので「時計」でしょうか。

時計回りに彼女たちを映し、「常に誰かに見られている世界」=現代のアイドル界?。

ルドヴィコ療法

『時計じかけのオレンジ』を意識しているということで、まず気になったのが「”ルドヴィコ療法”はどこで出てくるのか」。

 被験者に投薬を行った上で拘束服で椅子に縛り付け、“リドロック”のクリップで見開いた状態にまぶたを固定し、眼球に目薬を差しながら残虐描写に満ち満ちた映像をただじっと鑑賞させ続けるというものだった。投薬によって引き起こされる吐き気や嫌悪感と、鑑賞中の暴力的映像を被験者が「連係」することで、暴力や性行為に生理的拒絶反応を引き起こすように暗示するのである。

(時計じかけのオレンジ – Wikipediaより)

映画の内容は(説明できるほど覚えていないので)詳しく書きませんが、”ルドヴィコ療法”を簡単に言うと「犯罪を犯そうとしたら吐き気が止まらなくなる(=悪いことができなくなる)」人格矯正治療です。

つまり「悪を行えなくなる」ということ。

聖書的には「実を取って食べる」ことを選択したアダムとエバ。
アベル殺害を選択したカイン。
120年かけ箱船を造り、乗る選択をしたノアとその家族。
鳩を裂かなかったアブラハム。イサクを捧げる選択をしたアブラハム。
モーセを不信したイスラエル民族。
イエスの処刑を選択したユダヤ人。

など聖書には「善と悪の選択」を迫られる場面が多くあります。

この「善悪両方の選択ができる状態で、自らの自由意志で善を選択する」ことに(聖書的には)大きな意味があり、「罪を償う」ということにも繋がります。さらに言うと、この善悪の選択こそが「自由意志」であり「人間らしい生き方」という風に考えることもできます。※私個人的には「本来の自由意志=善の中の選択」で「悪は創造に含まれておらず、自由意志には含まれない」という考え方ですが。

人格矯正(1)自由意志

で、MVの話に戻ります。
この”ルドヴィコ療法”は、どこにハマるのか。
欅坂46のイメージも合わせて普通に考えると、MVにも登場する”学校”でしょう。

学校で人格(個性)を矯正され、死んだ目の大人に・・」的な。

人格矯正(2)アイドル

でもそれだと(普通すぎて)面白くない。
ということで、もう少し突っ込んで考えると、治療を施された先にあるのは”アイドル”ではないのかと。

つまり、学校という刑務所を脱出するため”ルドヴィコ療法”を施され、(例えば自由意志で恋愛をできない)アイドルになる

「時計じかけのオレンジ=アイドル」
歌詞なら「マリオネット」ですね。

4つのシーン

MVでは、円形ステージが4種類に変化します。

①シャンデリアが吊るされた舞踏室、ステージ?
学校(歌詞的にはハイスクール)
レッスン室、自室?(歌詞的にはロッカールーム?)
(横断歩道+一方通行)

一方通行

外のシーンだけ、何故か草が伸びます。時間の経過を表しているのか何なのか。ただ後半で草むしりしているので、時間軸は反対なのかも。

標識が「一方通行」で、カーブミラーの「注意」。
その前で恋人のように手を繋いだり、相手を変えたり。

一方通行の道の先は「アイドル」で、引き返すことはできない。学校の椅子を投げて、アイドルになったら普通の学生には戻れませんよ・・違うか。

椅子を2つ投げたり、注意看板に触れたりと意味深な動作もありますが、「実はそんなに(ストーリーに影響するほどの)意味は無い」と考えスルーします。

ダンスが感情を解放しているように見えるので「学校の縛りから逃れて」と”良い方向”に進んでいるように捉えてしまうのですが、MVの雰囲気的には逆で、”悪い方向”に進んでいるのではないのかなと思ったり。上手く説明できませんが「一方通行」から「良い未来」は、(私は)イメージできません。

帽子

舞踏室(ステージ)?のシーンだけ、帽子を被っていません

「帽子が画的に邪魔(変化が欲しい)」と考えると「そこで考察終了ですよ・・・?」になってしまうので、少し強引に考察。

映画『時計じかけのオレンジ』で考えると、主人公が好きなこと(暴力)をしていたときは帽子有り。人格矯正されて(捕まって)以降が帽子無し→アイドル。

メンバーの笑顔を見れるのは”学校”だけ。

水しぶきと血しぶき

逆に考えても面白いです。

「暴力(血しぶき)→ダンス(水しぶき)」、水溜りの上で『雨に唄えば』を口ずさみながら老夫婦を陵辱して・・ヤバイな違うか。

好きなこと→パフォーマンス

360度、24時間

ステージ外で立っている、スマホを持った人たち

同時にピカピカ光が映っているので「カメラのフラッシュ」と解釈し、撮っているのは・・ファン。テーマと映像的に”大人”だとしっくりこないので、360度、24時間、常に誰か(=ファンや仕事関係の人)に見られている世界。

トルチョックはご勘弁

欅坂46の物語と合わせて、ヤバイ方の考察もできます。

・リーダーの座を乗っ取られ、怒った主人公は暴力(ダンス)で脅し、再びリーダーへ。(※映画の1シーン)

・抜けたメンバーが、治療して帰ってくるも居場所は無く、更にいじめられ。(※映画の1シーン)

・楽曲は好きだったのに、映像のせいで聴くのも嫌に。(映画のベートーヴェンのくだり)

まだまだ妄想できますが、書くとトルチョックされそうなのでやめます。笑

最後に

推しメンの1人、長沢菜々香。
MV最後、12時に位置する彼女は画面中央。
素人の私でもわかるくらいダンスが微・・・びっくりすくらいかわいい!笑

ホラーショーなMV。
ありがとうございました。

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