前回の『Sailing Day』に続いて、今回は『スノースマイル』。
BUMP OF CHICKEN『スノースマイル』歌詞解釈!
聴いたし、弾いたし、歌ったし。
私の中で、印象深い曲。
もうただただ、曲がきれい。メロディが明るく、ベースが太く優しく(音がまるく)、冬なのにあたたかい。アコギで弾いていたので、そのイメージも強いです。
ただ「具体的に何が良いのか?」と聞かれても、あんまり納得のいく説明ができない。
それでもあえて言葉にするなら、「冬が寒くて本当によかった」ってことですかね。笑
いや、作詞の勉強が目的でした。歌詞も見ます。
「スノースマイルはラブソングではない説」が、あまりにも有名です。ただ、「ラブソングとも取れる」歌詞であることも事実。
恋人でないなら、親子か、孫か、妹か、(義理の)姉か、(義理の)姉か、(義理の)姉か。
何をもって”ラブソング”とするかは人それぞれなので、登場人物は恋人同士かもしれませんし、片想い中かもしれません。
「僕の右ポケットに お招きする為の」が無ければ、「落ち葉を蹴飛ばすなよ」など、子どもが無邪気にはしゃぐ描写として、親子の設定もしっくりきます。
雪は降っていないのに「笑顔はこぼれてくる」、『スノースマイル』。笑顔になりますね。
「そうさ夢物語」から、結局「雪の絨毯に 二人で刻む 足跡の平行線」の願い叶わず、夢物語で終わったことが伺えます。
”死”なら片方の足跡が途切れる。別れ(旅立ち?成長?)なら、片方が別の道を行き平行線から外れる。歌詞から考えて消えたのは”歩幅が狭い方”なので、子ども、孫あたり?そうすると、『スノースマイル』→「雪のように溶けて消える笑顔」と合わせて切なく感じます。もしくは、人間では無い「そもそも足跡の平行線を刻むことができない何か」の比喩かもしれません。
タイトルの”スマイル”は、歩幅が”狭くない方”の笑顔だと思います。”狭い方”は、口を尖らせています。笑
「まだ乾いたままの 空のカーテンに 二人で鳴らす 足音のオーケストラ」は、キレイで好き。ここばっかり歌った(弾いた)記憶があります。舞台のカーテンだと想像していますが、「乾いた”ままの”」は、カーテンが「雪雲がなく”まだ開いていない”」ということなのか。
落ち葉も良いけど、雪も鳴らしたい。舞台に紙(雪)吹雪を降らせて、雪の足跡を五線譜(二声)に見立てると、キレイな景色が浮かびます。ただ、”平行線”なら和声的な禁則も。←無粋(笑)
「君の居ない道を」笑顔をくれた、教えてくれた君。その君が居ない景色。右ポケットに思い出をしまい、振り返らず歩く。スノースマイル、笑顔の消えた道が「僕の行く道」・・ドラマティックすぎか。
以上です。
次は・・ロストマン!
ありがとうございました。
コメント