指板(フィンガーボード)上の音程(インターバル)が見えると、演奏の幅が広がります。コード作りも容易に。
ギター指板上の音程!(度数)
1度
1度から見ていきましょう。
もう、ただ覚えるだけです。
6弦から見た位置関係
【6弦と1弦】
6弦と1弦の音名は同じ(レギュラーチューニングの場合)。
6弦から見て1弦は、2オクターブ上の音。
【6弦と4弦】【3弦と1弦】
6弦から見て4弦は、1オクターブ上の音。
3弦→1弦も同じです。
2音同時に弾くのが、オクターブ奏法。
注目すべきは、
6弦・4弦のフレットの開きは3フレットであるのに対して
3弦・1弦のフレットの開きは4フレットだという点。
3弦と2弦のズレのせいです。
【6弦と3弦】【4弦と1弦】
6弦から見て4弦は、1オクターブ上の音。
4弦→1弦も同じです。
ここも3弦と2弦のズレのせいで、
4弦・1弦のフレットの開きが3フレットと狭いです。
6弦・3弦のフレットの開きは4フレット。
5弦から見た位置関係
【5弦と3弦】
オクターブです。
【5弦と2弦】
3弦と2弦を挟んでいるので、距離が短い。
4弦から見た位置関係
【4弦と2弦】
オクターブです。3弦と2弦を挟んでいるので、距離が長い。
【4弦と1弦】
3弦と2弦を挟んでいるので、距離が短い。
【1度まとめ】
1度は以上です。
3度
3度を見ていきましょう。
6弦から見た位置関係
【6弦と5弦】【4弦と3弦】
ルート(1度)から見た、長3度の位置。
【1弦と3弦】
ルートが高音にあるパターン。
1度でフレーズを弾いて、それに合わせて3度も一緒に動かしたりと、よく使います。
1度に対して長3度と短3度を使い分ける練習は、指板の把握にもおすすめ。
例えば、
ドならド・ミ・ソのⅠで、長3度のミ
レならレ・ファ・ラのⅡmで、短3度のファ
といった具合。メジャーならM3、マイナーならm3です。
【6弦と3弦】
この弾き方もよく使います。
コードを組み立てる上でも、覚えて損はありません。
5弦から見た位置関係
【5弦と4弦】【3弦と2弦】
3弦と2弦、半音ズレています。
【5弦と2弦】
同じく3弦と2弦で半音ズレています。
4弦から見た位置関係
【4弦と3弦】【2弦と1弦】
【4弦と1弦】
【2弦と4弦】
【3度まとめ】
5度
最後は、一気にいきます。
【5度まとめ】
これでトライアドの位置関係はバッチリ。残りの、2度、4度、6度、7度も含め、全パターン載せておきます。
全インターバルの位置関係
※C=1とした場合。
まとめてます↓
今回は度数の紹介だけなので、少し淡白な説明になってしまいました。次回も指板です!
ありがとうございました。
次回は>指板の覚え方!(実践)
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