指板(フィンガーボード)上の音程(インターバル)が見えると、演奏の幅が広がります。コード作りも容易に。
ギター指板上の音程!(度数)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/17-1kizi-kai.png)
1度
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/17-10kizi-kai-300x200.png)
1度から見ていきましょう。
もう、ただ覚えるだけです。
6弦から見た位置関係
【6弦と1弦】
6弦と1弦の音名は同じ(レギュラーチューニングの場合)。
6弦から見て1弦は、2オクターブ上の音。
【6弦と4弦】【3弦と1弦】
6弦から見て4弦は、1オクターブ上の音。
3弦→1弦も同じです。
2音同時に弾くのが、オクターブ奏法。
注目すべきは、
6弦・4弦のフレットの開きは3フレットであるのに対して
3弦・1弦のフレットの開きは4フレットだという点。
3弦と2弦のズレのせいです。
【6弦と3弦】【4弦と1弦】
6弦から見て4弦は、1オクターブ上の音。
4弦→1弦も同じです。
ここも3弦と2弦のズレのせいで、
4弦・1弦のフレットの開きが3フレットと狭いです。
6弦・3弦のフレットの開きは4フレット。
5弦から見た位置関係
【5弦と3弦】
オクターブです。
【5弦と2弦】
3弦と2弦を挟んでいるので、距離が短い。
4弦から見た位置関係
【4弦と2弦】
オクターブです。3弦と2弦を挟んでいるので、距離が長い。
【4弦と1弦】
3弦と2弦を挟んでいるので、距離が短い。
【1度まとめ】
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/70-4-1.png)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/70-13-1.png)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/70-23-1.png)
1度は以上です。
3度
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/17-11kizi-kai-300x200.png)
3度を見ていきましょう。
6弦から見た位置関係
【6弦と5弦】【4弦と3弦】
ルート(1度)から見た、長3度の位置。
【1弦と3弦】
ルートが高音にあるパターン。
1度でフレーズを弾いて、それに合わせて3度も一緒に動かしたりと、よく使います。
1度に対して長3度と短3度を使い分ける練習は、指板の把握にもおすすめ。
例えば、
ドならド・ミ・ソのⅠで、長3度のミ
レならレ・ファ・ラのⅡmで、短3度のファ
といった具合。メジャーならM3、マイナーならm3です。
【6弦と3弦】
この弾き方もよく使います。
コードを組み立てる上でも、覚えて損はありません。
5弦から見た位置関係
【5弦と4弦】【3弦と2弦】
3弦と2弦、半音ズレています。
【5弦と2弦】
同じく3弦と2弦で半音ズレています。
4弦から見た位置関係
【4弦と3弦】【2弦と1弦】
【4弦と1弦】
【2弦と4弦】
【3度まとめ】
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/71-4-1.png)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/71-15-1.png)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/71-24-1.png)
5度
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/17-12kizi-kai-300x200.png)
最後は、一気にいきます。
【5度まとめ】
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/72-1-1.png)
![](https://masatomy.com/wp/wp-content/uploads/72-2-1.png)
これでトライアドの位置関係はバッチリ。残りの、2度、4度、6度、7度も含め、全パターン載せておきます。
全インターバルの位置関係
※C=1とした場合。
まとめてます↓
今回は度数の紹介だけなので、少し淡白な説明になってしまいました。次回も指板です!
ありがとうございました。
次回は>指板の覚え方!(実践)
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