オリジナルフレーズ作りは、曲のコピーからはじまる!

変なタイトルですが、お気になさらず。

インターネットで「ギター フレーズ」「ギター アドリブ」「ギター 作曲」などで検索していたら

「自分でフレーズ作るんならさぁ、オリジナリティは超大事。だからコピーとかしちゃだめだよ」

という、極端な意見を見つけました。
今回は、まんまとその意見に反応してみようと思います。

「1曲もコピーしない」というのはやりすぎですが、「コピーばっかすんなよ」という意見は、一理ある。

ただ、「じゃあ具体的にどうすれば良いのか?」という質問になると「ペンタトニックで適当に弾けば良いんだよ。そのうち上手くなる」なんて答えがちらほら。

・・・本当にペンタで適当に弾いて、アドリブ、オリジナルソロ、オリジナルフレーズが演奏できるようになります?作曲に至っては、更に遠い感じがします。

アドリブ(オリジナルフレーズ作り)に必要なこと

頭に浮かぶ音を増やす

「自分で考えたオリジナルだけでアドリブしなさい」という意見は、そもそも「自分の頭の中に、素晴らしい音が眠っている」という発想ですよね。

これは間違いです。
「一度も演歌を聴いたことが無い人が、いきなり演歌っぽいフレーズが浮かぶ」的な意味でもおかしい。

もう一つ問いたい。
「単純なコード進行に、何パターンのフレーズを付けれるのですか?」と。

試しに「C→Am→Dm→G」のコード進行で、100周弾いてみてください。ブルース12小節でも、なんでもいいです。もちろん”全て頭に浮かんだオリジナルフレーズ”で。

まあ、聴けるフレーズにはなりませんよね。

頭に浮かぶ音は、ただ弾いているだけでは増えません
そこで便利なのが、理論

”オリジナリティ”を主張するなら、考えておきたいこと。それは、

知らない音は、頭に浮かびにくい

です。
さっきの「C→Am→Dm→G」の場合。

もし、「コード進行に合わせて適当に歌ってみて」と言われたとき、最も頭に浮かびやすいのは、ルート音です。この場合だと「C→A→D→G」。なので、フレーズもルート音が多めになりがち。

なんとかオリジナルで歌おうと頑張ってみて、10回に1回くらいは良いメロディが浮かぶんだけど、結局は「ルートと5度あたり」をなぞりがちになると思います。もしくは、ドレミファソラシをただ適当になぞるだけ。

普段からコードを意識的に聴いていない(弾いていない)人は、コード感のあるソロは頭に浮かびにくいです。

これは致命的。何故なら、オリジナリティの幅を自分で狭めていることになるからです。

頭に音が鳴る

よく「ハモれる人って、才能だよね」という人がいます。もちろん、”なんとなく”ハモってる人もたくさんいます。が、少なくともその人の頭の中では”ハモリパートの音”が鳴っています。

もしくは、ハモったときの音程の響きを知っています。それが、3度だけの人もいるでしょうし、意識して鍛えている人なら、いろんな音程のハモリを作れるでしょう。でも、頭に音が鳴っていない人には難しい。

「適当にハモッてみて、偶然できたらうれしい」なんて時間のかかる方法ではなく、「3度でハモったらこんな感じか。4度ならこう。5度はこんな感じね」という練習に切り替えた方が、絶対に効率がいい。

演奏なら”コードに対して、しっくりくる音”がわかると、「コードに対して特定の音だけ狙う」「あえてコードから外れてみる」なんてことも、できるようになります。

コードを意識するようになって、「何か大切なものを失った」なんてことはないです。

「ここはコードではなく、スケールを意識する」「何も意識しない」ということも、意図的にできます。

はぁー。スッキリしました!笑
ありがとうございました。

スポンサーリンク
関連コンテンツ