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ギターの各部名称と説明!

ギターを構成する部品(パーツ)の名前と機能を説明します。

「牛骨のサドルってなんだ?」など、部品交換のときに覚えておくと役立ちます。

エレキギター(エレキ)各部名称!

【ヘッド】

ギターの「頭」。ネックの先端部分です。ギターの種類によっていくつか形があり、ブランド名がプリントされているのも、この部分です。 

■ペグ

弦を巻き付ける部分。ストラトのように片側に全てペグが付いているものや、レスポールのように両サイドに3つずつ分かれて付いているものがあります。 

【ネック】

ヘッドとボディを繋ぐ、サオの部分。弾きやすさに大きく関わる部分で、ネックの太さや長さ、横幅(ナット幅)に形状、材質、塗装、肌ざわりなど、できたら購入時にチェックしたい部分です。

■スケール

長さは大きく

・ロングスケール(647.7mm)
・ミディアムスケール(628.65mm)
・ショートスケール(609.6mm)

の3つに分けられます。
詳しくは「ネックのスケール」をご覧ください。

■シェイプ


(画像はFenderホームページより)

ネックの形状は、「Cシェイプ」や「Uシェイプ」など、太さもさまざまです。

■ナット

弦が横にズレないように、ナットには溝が掘られています。

その溝に弦をはめて弦を支える仕組み。ナットとサドル(ブリッジ)の間の弦が振動するので、開放弦はここが支点となります。「牛骨」や「プラスチック」など、素材にも種類あり。

■指板

メイプル↓

ローズウッド↓

エボニー↓

指板(フィンガーボード)は、直接指が触れる部分。現在一般的な指板木材は、「メイプル」「ローズウッド」「エボニー」の3種類。

■フレット

指板にはめ込まれた金属の棒。

押さえるフレットで、音の高さが決まります。ナット側から「1フレット、2フレット・・」のように数え、1フレットごとに半音ずつ上がります(ド、ド#、レ、レ#・・)。

サイズや素材にも違いがあり、すり減ってきたら交換します。

■ポジションマーク

フレット数を目で確認しやすいように、指板に描かれたマークのことです。

一般的に「3、5、7、9、12、15、17、19、21・・フレット」にあり、指板表面以外にネックの側面(ギターを構えたときに見える側)にも付いています。ポジションマークが無いギターも存在します。

【ボディ】

ギターの胴体部分。ボディに使用される木材によって、重さが変わります。アコギだと音色に関わる大切な部分ですが、エレキだとアコギほど音に影響はありません。木材は一般的に

・アッシュ
・アルダー
・バスウッド
・マホガニー
・ウォルナット
・メイプル

などが使用され、XJapanのhideのギターで有名な「アクリル材」のボディ、ボディが空洞のギターなんていうのもあります。

■ピックアップ

シングルコイル↓

ハムバッカー↓

エレキギターにおけるマイクの部分。ピックアップで拾った弦の振動を、アンプで増幅させて音を出します。音質や音色に大きく関わる部分なので、第一にこだわりたい部分でもあります。

ピックアップは大きく「シングルコイル」と「ハムバッカー」に分けられ、個人での交換・改造も一般的です。

■ピックアップセレクター

多くのエレキギターには、2つ以上のピックアップが搭載されています。セレクター・スイッチを使用して、「フロントピックアップ」「ハーフトーン(フロント+リア)」「リアピックアップ」などの切り替えを行います。

■コントロールノブ

ピックアップで拾った音の音量(ボリューム)や音色(トーン)を調整します。トーンノブを回すと、高音が削られます。

ボリュームノブを使用した「ボリューム(バイオリン)奏法」という奏法も存在します。

■ピックガード

ピックを使用する際、ボディに傷が付かないように取り付けられています。ボディを占める割合が大きく、見た目にも大きく関わる部分。色や柄、形のバリエーションもいくつかあります。

■ブリッジ

弦を固定、調整する部分。弦の振動をボディに伝え、ナットの反対側を支えています。弦が乗っかっている(支点となる)部品を自転車と同じくサドルと呼びます。また、ギブソン系のギターに搭載されている、弦の端を留めている部品はテールピースといいます。

サドルやブリッジを調整することで、弦高調整やオクターブチューニングを行います。

ストラトなど「トレモロアーム」が搭載されている機種では、アームを動かすことでビブラートなどをかけることができます。「ブリッジミュート奏法」のブリッジは、この部分のこと。

■ジャック

シールド(ケーブル)を挿し込む部分。「ガリ」と呼ばれる接触不良による不具合が起きだしたら、メンテナンスや交換を検討してください。

■ストラップピン

ストラップを取り付けるためのピンです。演奏中にピンからストラップが外れることも多く、ストラップをロックするアイテムを搭載する人もいます。

アコースティックギター(アコギ)各部名称!

エレキギターと重複する

・ヘッド
・ペグ
・ナット
・ネック
・フレット
・指板
・ポジションマーク
・ボディ
・ピックガード
・ブリッジ

の説明は省略します。

【ボディ】

■サウンドホール

音が出る穴の部分。弦の振動でボディが共鳴し、その音がサウンドホールから外に出ます。円形の「ラウンドホール」以外に、楕円形の「オーバルホール」や、バイオリンでよく見られる「Fホール」など種類があります。

■サドル

エレキにもサドルはありますが、アコギの場合、弦高を調整したい場合はこのサドルを削って調整します。調整の際は、すでに取り付けられているものではなく、別にサドルを購入してから、やすりで削って交換・取り付けをおすすめします。

■ブリッジピン

弦の端を固定するためのピンです。アコギ弦の一端は「ポールエンド」と呼ばれる、輪っかの形状をしており、この輪っかをピンで押し込んで固定します。弦交換の際には、必ずポールエンドを少し曲げましょう。張力に耐え切れず、ピンがはじき飛びます。

アコギの弦交換

以上です。
ありがとうございました。

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コメント

  1. 工藤 より:

    こんにちは。初めまして。自分は男子高校生です。相談なのですが、学校の授業で学習報告書・添付資料を作るのですが、資料の方にアコギの部分名称の画像を使わせていただくことは可能でしょうか。お返事お待ちしております。

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