前回の「コード練習」の続きです。
曲に合わせてコードを弾いていきましょう。
ギターのコード・チェンジ練習!
ポジションを覚えることが目的の一つなので、「CAGED」ポジションをまんべんなく使用していきます。
スムーズにコードチェンジできるよう、ポジション付近で弾きます。
『ガーネット』
アニメ映画『時をかける少女』の主題歌。
KeyCで練習したかったので、この曲にしました。サビからE♭に転調しますが・・。
『ガーネット』
(作:奥華子 /作曲:奥華子 / 唄:奥華子)
はじめのKeyがCで、サビからE♭へ転調します。
コード譜は、ネットで見れるものを少し簡単にしてみました。1番だけです。
①1度と3度の練習
準備運動。
三和音のコードを弾く前に、骨組みとなる「1度」と「3度」を演奏してみましょう。6弦と3弦を使います。
慣れてきたら、5弦(R)と2弦(3度)、1弦(R)と3弦(3度)も弾いてみてください。
メジャー系のコードはこう↓
マイナー系のコードはこうです↓
タブ譜↓
6弦ルートにしぼったので、結構平行移動します。2音同時に弾くと、きれいに響きます。
まずは自分で歌いながら、ゆっくりと練習してみてください。6弦の音名を覚える練習にもなると思います。
それではどうぞ。
・・・
いかがでしょう?
1度と3度だけで、コード感が出ていると思います。
たった2音を鳴らすだけでも十分なんですね。音数を減らした方が良い場合もあります。
コードをジャラーンだと「なんだ、ただのコード弾きか」と思われた演奏も、1度と3度だけ弾くと「な、なんかカッコいいことやってる」と思われるかもしれません。
楽器やってる人にはバレますが。笑
②コード・チェンジ練習(CAGEDポジション)
それでは、コードチェンジ練習していきましょう。
【C】ポジション
Cポジション
KeyC→KeyE♭への転調なので
そのまま平行移動させる場合はこう↓
近いポジションで弾くなら、↓がおススメ。
KeyC(Cポジション)→KeyE♭(Dポジション)
今回はCポジションのタブ譜は作っていません。Eポジションで作りたかったからです。2つ作るのはめんどk
【A】ポジション
Aポジション
KeyC→KeyE♭への転調で、そのまま平行移動させる場合はこう↓
近いポジションで弾くなら、こう弾くのがおススメ。
KeyC(Aポジション)→KeyE♭(Cポジション)
タブ譜は、Eポジションのみです。
【G】ポジション
Gポジション
KeyC→KeyE♭への転調で、そのまま平行移動させる場合はこう↓
近いポジションで弾くなら、こう弾くのがおススメ。
KeyC(Gポジション)→KeyE♭(Aポジション)
タブ譜は、Eポジションのみです。
【E】ポジション☆
Eポジション
KeyC→KeyE♭への転調で、そのまま平行移動させる場合はこう↓
近いポジションで弾くなら、こう弾くのがおススメ。
KeyC(Eポジション)→KeyE♭(Gポジション)
それでは!
タブ譜作りましたので、参考にしてください。
最初だけ説明します。
前奏は省いて「グラウンドかけてく・・」からです。
「Eポジション」なので、「C→G→F→C」のコード進行を
こんな感じで弾いています。
できるだけ、Eポジション内で演奏しています。
KeyE♭の転調に合わせて、平行にポジション移動。ルートと指板の仕組みさえわかれば、コードを作るのは簡単です。
指板の音は「指板(フィンガーボード)一覧 」にまとめています。
スケールは「ギタースケール一覧」を参考にしてください。
ポジション内で自由にコードチェンジできるようになると完璧。ポジション内でのコードチェンジは音程の上下幅が少なく、自然な伴奏で演奏の幅も広がります。
是非練習してみてください!
【D】ポジション
Dポジション
KeyC→KeyE♭への転調で、そのまま平行移動させる場合は、こう↓
近いポジションで弾くなら、こう弾くのがおススメ。
KeyC(Dポジション)→KeyE♭(Eポジション)
タブ譜は、Eポジションのみ。
指板の理解も深まってきたか思います。指板をかけ回れるようなった先には、開けた音楽の世界が。まだまだ越える山はたくさんありますが、指板と仲良くしていきたいものです。
指板はともだち。
次回は、息抜き。
ギターを使わない練習「脳内エアギター」です。
ありがとうございました。
次回>ギターを使わない練習!
コメント