耳コピができるようになるコツと練習方法! できない人は【歌メロコピー】から

続きです。

【ステップ2】覚えている曲で再生しながら練習

次は、耳コピのスピードを上げる練習です。
最初はスピードに追いつかず、音を間違えまくります。成長速度はさっきの「ステップ1」に比べて遅めなので、難しすぎる場合は「ステップ1」を鍛え直してから再挑戦。今回も、メロディを全て歌える曲を使用します。

手順は、
①曲を再生して、Keyを探す。
②出だしの音を取る。
曲を流しながら、耳コピ開始。
です。

一発目での完コピは、難しい。「歌でできることは、楽器でもできる!」と自分に言い聞かせ、チャレンジしてみてください。

最初の内は、完コピを目指すのではなく、カラオケで合いの手を入れる感覚でコピーすると、コツがつかめます。

「歌詞の1フレーズだけを、少し遅れて弾く」

というやり方。
歌詞と歌詞の間にある空白を狙って、合いの手を入れる感覚で、直前のフレーズを弾いてください。皆さんご存知、けいおんの『天使にふれたよ!』を例に挙げると、

「ねぇ 思い出のカケラに」

という出だしのフレーズだと、「カケラに」(ミレドミー)の部分を合いの手、歌詞の空白部分で「ミレドミー」と弾く(もしくは階名で歌う)感じです。

1番と2番は、メロディが似ていることが多いので、だんだん耳コピの精度は上がっていきます。スピードに追いつかなければ、曲を途中で止めても良いですし、間違えても無視して弾いて構いません。自由です!

ただ!今回の練習は、耳コピのスピードアップが目的なので、できるだけ曲のメロディについていく意識で練習してください。

テレビで流れている音楽を、リアルタイムで耳コピするのも良い練習になります。音楽番組を見ながら、初めて聴いた曲を耳コピ、2番のサビでユニゾンできたときの快感たるや・・。

個人的には「ライブDVDを流しながら約2時間ひたすら歌メロ(と簡単な楽器ソロ)をコピーする」練習が(楽しいので)おすすめです。メロディを良い感じに変化させて、アドリブっぽく弾くと倍楽しい。

【ステップ3】うろ覚えの曲で練習

ステップ3からは、いよいよ耳コピらしくなってきます。
「メロディがなんとなくわかる曲」、つまり「うろ覚えの曲」を使います。

①曲を再生して、Keyを探す。
②出だしの音を取る。
までは同じ。

③は、曲を再生して1フレーズ(何秒でも良い)を聴いたら曲を止めて、そのメロディを弾いてください。そしてまた再生、次のフレーズをコピー。の繰り返しです。

歌のメロディなら、速すぎるフレーズも(あまり)ないので練習として最適です。ちなみに、ラップなど速いフレーズを耳コピしてみると「音程はドだけだった」なんてことも。

「好きな曲のメロディをコピーしたら、以外と簡単(音数・動き・跳躍がシンプル)だった」と驚いた方もいるでしょう。「メロディだけだとそうでもない(ありふれている)のに、伴奏と合わせて聴くと、すごく良い!」という発見は、歌メロコピーあるある。

つまり、自分がもしそのメロディを思いついても、”ボツ”にしていた可能性があるということです。しかし、伴奏をつけることで見事に変身。編曲家おそるべし。繰り返しフレーズ、音程の動きやリズムのパターンなど、”キャッチー”の秘密が見えてくるかもしれません。

一通りコピーしたら【ステップ2】と同じように、曲を流しながら弾いてみましょう。

もしくは・・

今の時代だからできる練習があります。YouTubeなどの動画サイトを開いて「ピアノ ○○」で検索してみてください。何でも良いのですが、「できるだけメロディが簡単な曲」がおすすめ。

ピアノ初心者向けの教本を調べてみて・・例えばピアノ トンプソンあたりで検索。右手が移動しない音域の狭い曲(ド~ソだけなど)も多いので、【ステップ2】までクリアした方は、「すげー、めっちゃ耳コピできる」と成長を実感できるかもしれません。モチベーションも上がります←重要。

慣れてきたら、次はスローテンポのウォーキングベースラインがおすすめ。コードトーンの耳コピ練習に最適で、半音(クロマチック・アプローチ)を含みコードトーンに着地するのでわかりやすい。

低音が聴き取りづらい場合はブルースのギターソロなど、とにかく”テンポが遅いソロ(単音弾き)”から耳コピしてみてください。

【ステップ4】全く知らない曲で練習

【ステップ4】は、耳コピというよりアドリブトレーニングです。

全く知らない曲を使用して欲しいのですが、本当に”全く知らない曲”じゃなくても良いです。そこは、各々で解釈してください。笑

手順は【ステップ3】の②まで同じで、曲を途中で止めずに耳コピします。1フレーズごとに後から追いかけるよう弾いたり、ハモリや合いの手(オブリガート)を入れてみたり。とにかくスピードに乗りたい。

当然、全く知らない曲の1周目完コピは不可能ですが、曲に急かされることで「もっと速く、正確に!」と意識せざるを得ない。

この練習が、アドリブにいきてくるような気がします。そんな気がしなければ、やらなくて良いです。笑

以上が、私おすすめの歌メロコピー練習でした。

ソルフェージュ!

メロディをコピーするうちに、あることに気が付きます。

「#や♭が出てきたとき、どうやって歌えば良いの?」

「ミフラット」や「ソのシャープ」などの歌い方は、スピード性に欠けます。#や♭が出てきても、無視して(ミ♭→ミ)と歌うのもありだとは思いますが、それより直感的で歌いやすい方法があります。それが、ソルフェージュです。


#は基本的に、“i”を付ける。
は基本的に、”e”を付けるが、Reはかぶってしまうので、レ♭=Ra
RLの発音の難易度が高い場合、任意の発音に変えるのもアリ。

このDo,Di,Re,・・、wikiには「英階名」と記載されていましたが、何かの本に「バークリー式」と書かれていたような(どっちでもいい)。

発音方法は他にもいくつかありますが、私はこれが気に入っています。自分で好きな発音を考えるのも良いでしょう。

シ=ti=ティを歌ったときに、きっと『サウンド・オブ・ミュージック』のシーンが浮かぶはずです。笑

サウンド・オブ・ミュージック、小学校の音楽の授業で観ました。同級生が「ティ」の発音を面白がって、騒いでいた記憶。発音をバカにする人は、いつまでたっても耳がよくならないし、外国語も上達しない。堂々とtiを発音しましょう!

ちなみにちなみに、
サウンド・オブ・ミュージックの劇中歌『My Favorite Things』は、ジャズのスタンダードとして超・超有名。是非聴いてみてください。

私の『My Favorite Things』のMy favorite playerはBill Evans。最近だと、アニメ『坂道のアポロン』の文化祭シーンがシビれました。

おまけ!(My Favorite Thingsと坂道のアポロン)

耳コピと関係ないので、別のページに分けます。
ポリリズムについても少しだけ。

『坂道のアポロン』ポリリズムの例

歌メロコピー実践!

それでは、実際に「耳コピ」してみましょう。

続きは>「耳コピ」の練習!

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